みえの文化びと詳細
地域 | 伊勢・志摩地域 |
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名前 | 高橋 真珠(たかはし またま)
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プロフィール | 3歳よりヴァイオリンを始める 桐朋女子高等学校音楽科卒業 同大学ディプロマコース修了 アスペン音楽祭 Starling Fellowshipコンクールで最優秀賞受賞を機に、渡米 2001年 シンシナティ音楽大学を卒業 2003年 クリープランド音楽院(修士課程)卒業 ロンドンマスタークラス、スイス・ティボーヴァルガフェスティヴァル等に参加し、スカラシップを授与、記念コンサート等に出演 2005年より兵庫県立芸術文化センター管弦楽団、香港シンフォニエッタ、ニュージーランド、オークランド管弦楽団奏者を務める 2014年に帰国し、現在は伊勢を拠点に日本各地でソロリサイタルを開催している また、後進の指導や地域巡演のコンサートを展開している |
記事 |
ヴァイオリンをはじめたきっかけは、お母様がヴァイオリンを弾いていたので、身近な存在だったこともあり自然と惹かれ、3歳から習い始めました。いろいろな音がでる、赤色でころんとした不思議な箱。そんなヴァイオリンを離したくなくて、抱えたまま眠ることもあったそうです。 プロのヴァイオリニストになることを決意したのは、中学2年生の時。進路相談で将来のことを真剣に考えたときに「ヴァイオリニストとして生きていこう」とひらめいたそうです。そして桐朋女子高等学校音楽科へ入学。音楽をしている人たちの輪の中にいることは心地良く、高校、大学ととても楽しい学生生活を送りました。 大学卒業後はアメリカへ留学、夏季には渡欧し研鑽を積み、シンシナティ音楽大学、クリーヴランド音楽院卒業後、兵庫県立文化センター管弦楽団、香港シンフォニエッタ、オークランド管弦楽団に在籍し、ツアーなどで世界各国を訪問しました。 2014年、家業の真珠屋「神路双子真珠」を引き継ぐため、活動拠点を地元の伊勢市に移しました。現在は真珠屋経営の傍ら、「パール バイオリン教室」を主宰し、後進の指導にも力を入れています。 今後については、子どもや若い世代にとってヴァイオリンをもっと身近な存在として感じてもらえるような機会をつくることや、周りの人たちの心が豊かになるような、心を潤すような活動をしていきたい。地域の絆なども大事にしながら、世界にも目を向けて三重から発信していきたい、と話されていました。 「神路双子真珠」でのソロコンサートや、登山をし、山頂で演奏されるなど、様々な活動をされている高橋さん。今後の活動が楽しみです。 演奏会の様子 演奏会の様子 |
問い合わせ先 | パール バイオリン教室 三重県伊勢市宮後1-10-23 神路双子真珠 080-5170-6062 |
matamatakahashi@hotmail.com | |
ホームページ | |
取材機関 | 三重県環境生活部文化振興課 電話番号:059−224−2233 E-mail:bunka02@pref.mie.jp |
登録日 | 平成30年8月9日 |