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みえの文化びと詳細

地域 北勢地域
名前 近藤 悦子

近藤 悦子さん
近藤 悦子さん

プロフィール 三重県桑名市在住
日本絵手紙協会 公認講師
※日本絵手紙協会創立30年
※月刊絵手紙発刊20年

三重県内で絵手紙教室の指導を始めて15年
現在、北勢地域の5つの教室で指導にあたる
(四日市市で1つ、東員町で2つ、桑名市で2つ)
記事 【出会い】
 絵手紙を始めたきっかけは、NHKの朝の番組「おはようジャーナル」で見た絵手紙が心に残り、その何ともいえない素朴で温かな魅力にとても心惹かれ、まずは、見よう見まねで描き始めました。その後、すぐに日本絵手紙協会に入会し、現在に至るまでの30年の間、大好きな絵手紙を描き続けています。

【楽描会】
 15年前、津市及び四日市市の文化センター、桑名市の公民館等を中心に三重県内で絵手紙教室を開校しました。その当時から指導している生徒たち10人程は立派な講師になり、文化センターでの教室を任せられるようになりましたので、私は地元である桑員地域の教室を中心に指導にあたっています。
 普段は其々の教室で作品の制作に取り組んでいますが、年に一回、北勢地域の5つの教室が合同で、「絵手紙“楽描会”合同展 −四日市・東員・桑名の仲間たち−」を開催しています。今年で第14回目となり、80人が400点を出品しました。
 花や野菜、魚等を題材に、お母さんや孫、友人に宛てた絵手紙を出品しましたが、一人ひとり、皆が主役になれる素晴らしい作品だったと思います。

【元気を届ける】
 絵手紙は相手の方に元気になってもらうように、描き手が気持ちを伝えるものだと思います。上手く描こうと思わず、自分の気持ちを素直に描き、届ければ良いのです。
 はがきに自由に絵を描き、文章は簡潔に、一方、大きな作品を手掛ける場合は小さなものでも大きく描き、文章や書はなるべく長く書いて、より一層自分の気持ちを伝えることが大事だと思っています。
 上手く描けていることよりも、明るく勢いのある作品のほうが良いと思います。
 絵手紙を見た方が、元気になってほしい、笑顔になってほしいという思いをお届けしています。

【未来へのメッセージ】
 最近は、手紙を書く機会が減っています。
 そんな時代だからこそ、気持ちを伝えることの大切さを再認識していただきたいです。
 大勢の方々に、もっと絵手紙を知ってほしい、見てほしいと思っています。
 絵や書を難しいものだと思わず、誰でも「楽しく描ける」喜びを感じていただき、その人らしさを伝えていけるよう、皆さんと共に絵手紙を描き続けていきたいと思っています。
 皆さんが元気になってくれるように、絵手紙を発信していきます。


◆取材者から◆
 絵手紙“楽描会”合同展の会場にお邪魔しました。
 どの作品も作者のお人柄が伝わってくる、素晴らしい作品ばかりで、相手の方を思いながら一生懸命に描かれている姿が想像できます。
 皆さんの絵手紙を拝見して、「伝える」事の素晴らしさを改めて感じ、心が温かく幸せな気持ちになりました。そして、とっても元気になりました。
お祝いメッセージ
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年賀状
年賀状
問い合わせ先 近藤 悦子
電話 0594-31-3974
e-mail  
ホームページ  
取材機関 桑名地域防災総合事務所
登録日 平成27年3月19日

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