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みえの文化びと詳細

地域 北勢地域
名前 伊藤 潤一(いとう じゅんいち)

書家 伊藤潤一さん
書家 伊藤潤一さん

プロフィール 三重県在住 書家

2007年 一人の書家との出会いをきっかけに筆と墨を使った表現活動を始める
2009年 県内で初個展を開催
2013年 スイス・モントルーアートフェア出展
2014年 永遠の朋友展(台湾)出展
       国際平和美術展(パリ・ユネスコ)出展
2015年 ミラノ国際博覧会(日本館“JAPANESE ART TASTING EXPO 2015”)参加予定
記事  大学在学中の2007年3月、一人の書家との出会いをきっかけに“書”による表現活動に携わり、ストリート時代を経て、百貨店やショッピングセンターなどでイベントを経験されたそうです。
 現在では、創作活動をはじめ、店舗看板やパッケージデザインなども数多く手掛け、その他にも、他ジャンルとのコラボレーションや、ライブパフォーマンス、トークライブ、個展など、カタチに捉われないスタイルで活動を展開。
 2013年からは、その活動の舞台を海外にも広げ、国境を越えた文化の力を発信されています。

 2014年、鈴鹿市で開催された「伊勢型紙フェスタ」では、三重県の伝統工芸品「鈴鹿墨」を使った巨大書き下ろしパフォーマンスに挑戦し、県の伝統工芸を発信するための活動にも参加しました。
 パフォーマンスでは、作品の文字や内容はその場で考え、一日目は「紙」、二日目は「道」の文字に文章を書き加え、約2m四方の大作を創作。迫力あるパフォーマンスを行われました。
 また2日間とも、色紙に「鈴鹿墨」で書き下ろした作品を創作。参加された方、一人一人との会話の中で、文字や文章の内容を考え、全ての方に違った内容の色紙をプレゼントされました。中には、受け取った色紙の言葉に感動し、涙ぐむ方もいらっしゃいました。

 「今後も言葉を大切にし、その自らの言葉と語り、本物の自分を見つけていきたい」
と伊藤さんは力強く話してくださいました。
鈴鹿墨を使った書道パフォーマンス (伊勢型紙フェスタ:鈴鹿市伝統産業会館)
鈴鹿墨を使った書道パフォーマンス (伊勢型紙フェスタ:鈴鹿市伝統産業会館)
鈴鹿墨色紙書き下ろし (伊勢型紙フェスタ:鈴鹿市伝統産業会館)
鈴鹿墨色紙書き下ろし (伊勢型紙フェスタ:鈴鹿市伝統産業会館)
問い合わせ先  
e-mail info@itojunichi.com
ホームページ 伊藤潤一オフィシャルウェブサイト - 志掛人 -
取材機関 鈴鹿地域防災総合事務所
登録日 平成27年3月2日

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