指定区分 | 国 |
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指定種別 | 特別史跡 |
指定・登録日 | 1953(S28)年3月31日他1 |
市町 | 松阪市 |
所在地 | 松阪市殿町(旧宅)・魚町(宅跡) |
所有者 | 松阪市 |
員数 | - |
構造 | - |
年代 | - |
関係サイト | - |
関連資料 | - |
国学の大成者として著名な本居宣長が、家業の町医者を営みながら研究・後学の指導に当たったところで、「鈴屋」(すずのや)の呼称で親しまれている。 旧宅には「見世(みせ)の間」「おいえの間」と呼ばれる部屋や仏壇・仏間、奥座敷、2階の書斎など、8室で構成される。建物自体は元禄4(1691)年に宣長の祖父によって建てられたもので、江戸時代中期頃の城下町の町屋の様相を残している。この家には宣長の国学を継承した子の春庭(はるにわ)なども居住した。この宅は本居家の家屋として明治中期まで継続するが、その後保存会により現在の松阪城跡内に移築された 。魚町には宅跡の礎石のほか、春庭旧宅や土蔵が残されている。 |