文化財

Top

御頭神事
おかしらしんじ

資料の概要

指定区分
指定種別 重要無形民俗文化財
指定・登録日 1977(S52)年5月17日
市町 伊勢市
所在地 伊勢市御薗町高向
所有者 高向区
員数 -
構造 -
年代 -
関係サイト -
関連資料 -

概要

 御頭神事は古来神領山田の産土神七社において御師の神楽役人が創始したと伝え、その後七社の他にも神領内の各社でも行われるようになったが、次第に廃れ高向のみが残る。獅子頭は神の依代として御頭と尊称されて呼ばれる。高向では、祷屋制度により伝承されており、祷屋は高向神社の御分霊を家に迎え、年間を通じて祭る。御頭神事は毎年2月11日に行われ、昼間は高向神社や祷屋などで素盞鳴尊の大蛇退治を仕組んだ七起しの舞を演じる。また、フクメモノといって御頭で戸ごとにお祓いして廻る。夜には打祭といって、御頭揚げ、杉太夫による太刀舞等、盛大な火祭が行われる。

問い合わせ先:三重県教育委員会事務局 社会教育・文化財保護課
〒514-8570 三重県津市広明町13
電話番号:059-224-2999/ファックス:059-224-3023/E-mail:shabun@pref.mie.lg.jp
Copyright(C)2014. Mie Prefecture