指定区分 | 国 |
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指定種別 | 史跡 |
指定・登録日 | 1966(S41)年4月15日 |
市町 | 伊勢市 |
所在地 | 伊勢市朝熊町岳 |
所有者 | 金剛證寺 |
員数 | - |
構造 | - |
年代 | 平安時代~室町時代 |
関係サイト | - |
関連資料 | - |
金剛證寺南西の経ヶ峯に所在する。伊勢湾台風による倒木で遺物が多数出土し、昭和37~38年に発掘調査された。約600㎡の調査地から、土坑・石囲・小石室状・瓦囲などの経塚が43基確認されている。 出土品には金属製経筒6、陶製経筒54、鏡類23、磁器類(合子・輪花皿)17、陶器類(山茶椀・花瓶)、銅製品(小椀・水滴)、鉄製品(針・提子)、ガラス玉、瓦製多宝塔片、蓮台、檜扇、扇などがある。 また、その一部は国宝に指定されており、保元3(1158)年から文治2(1186)年までの記念銘が見られる。 現在史跡地には、経塚以降に形成された宝篋印塔をはじめとする墓石類が林立し、独特の風情を醸し出している。 |