指定区分 | 国 |
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指定種別 | 重要文化財(彫刻) |
指定・登録日 | 2010(H22)年6月29日 |
市町 | 伊勢市 |
所在地 | 伊勢市朝熊町 |
所有者 | 宗教法人金剛證寺 |
員数 | 1駆 |
構造 | - |
年代 | 鎌倉時代(前期) |
関係サイト | - |
関連資料 | - |
像高142㎝、檜材、寄木造。金剛證寺境内にある矢負地蔵堂(やおいじぞうどう)の本尊。上半身は裸体、下半身には丈の短い裙(くん)を着す。実際の衣を着せることができるよう作られた裸形像(半裸)である。伏し目の内向的な表情や、静かな立ち姿など平安時代末期風の特徴が見られるが、X線透過撮影により像内に1205年初鋳の銭貨が納入されていることが確認されており、これが当初の納入品であれば、それ以後の製作と考えられる。裸形着装像(らぎょうちゃくそうぞう)の成立を考えるうえで重要な像である。 |