指定区分 | 県 |
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指定種別 | 天然記念物 |
指定・登録日 | 1964(S39)年10月16日 |
市町 | 尾鷲市 |
所在地 | 尾鷲市九鬼町506番地の5、7 |
所有者 | 尾鷲市 |
員数 | - |
構造 | - |
年代 | - |
関係サイト | - |
関連資料 | - |
尾鷲市の中央部、熊野灘に突出した半島での海崖傾斜地帯である。 地質は熊野酸性岩(主として石英粗面岩)地帯で、海岸は断崖の地点が多く、急斜状をしており、海岸からおよそ海抜200mあたりまで、亜熱帯性・暖帯性植物が繁茂している。おもな樹木はアカガシ、アラカシ、ウバメガシ、スダジイ等で、亜熱帯性の樹木にはツゲモチ、ヤマモガシ、コバンモチ、北限を示すリュウキュウマメガキ等がある。 樹陰にはリュウビンタイ、マツバラン等のシダ植物が繁茂し、中でもヒロハノコギリシダは、本州唯一の産地で、生息地の北限である。 |