指定区分 | 県 |
---|---|
指定種別 | 有形文化財(工芸品) |
指定・登録日 | 1969(S44)年3月28日 |
市町 | 桑名市 |
所在地 | 桑名市西別所 |
所有者 | 個人 |
員数 | 1口 |
構造 | - |
年代 | 室町時代 |
関係サイト | - |
関連資料 | - |
刃長24.1cm、反りは無く平造、重ねは薄く真の棟である。目釘穴は2個。地鉄はやや黒味を帯び剛強の感がある。小杢目肌よく練れて詰み、棟寄りと刃方に柾目を配している。刃文は尖り刃を交えた互の目乱を主調とし、典型的な未相州風である。茎部に「藤正」の銘がある。 作者藤正は、初代村正の子あるいはその弟子といわれ、室町時代永正(1504~21)頃の人である。現存する在銘藤正は全国で3口しかなく、極めて希有な刀である。 |