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俳句のくに・三重
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三重県内の句碑一覧
地域から探す: 松阪・紀勢
ゆふだちや田をみめぐりの神ならば
梅が香にのっと日の出る山路かな
城を出し落花一片いまもとぶ
たわみてはゆきまつ竹のけしきかな
春もややけしきととのふ月と梅
葉桜も諸枝を天へ差し擧げる
開け置きし玻璃戸直ちに蝶を見る
さまざまの桜わかれて道廣し
生涯に白寿の刀自と菊の宿
七萬の鐘の字が鳴る紅葉山
元日や神代のことも思はるる
今日も亦よき日の入や稲の花
妹の齢告げて幸乞ふ春神事
菓子の名は伊勢物語新茶淹る
蝶ひとつ庭にけしきの可可りけり
衆のため大師の使道をしへ
大木の芽ふかんとするしづかなり
古庭の貝母の百花百千鳥
あたたかき旧正月となりし簷
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