三重県内の句碑

 『奥の細道』などで知られる俳聖・松尾芭蕉は、伊賀の国(現在の三重県伊賀地域)で生まれ、30歳頃江戸へ移り住むまで主にこの地ですごしました。  その後も、折にふれてふるさとに帰り、「古里や臍のを(緒)に泣としのくれ」などふるさとを詠んだ句を残すほか、桑名や伊勢などでも句が詠まれています。  また、伊賀では今も「芭蕉さん」をしのぶ催しが行われています。  三重県は、ゆかりの深い芭蕉さんや俳句をいかしたまちづくり、ひとづくりをしていきたいと考え、「俳句のくにづくり」に取り組んでいます。