みえの文化団体詳細

四日市能楽連盟

項目 内容
地域 北勢地域
団体名 四日市能楽連盟
プロフィール ・平成4年2月 四日市能楽連盟結成
・毎年6月 「能楽を楽しむ会」開催
・毎年10月 三重の能楽まつりに参加
・国民文化祭「能楽の祭典」(平成6年、三重県開催)に出演、以降毎年参加。
・中高生のための能・狂言教室の企画運営
・伝統文化こども教室の自主企画運営
・H19年度「能楽鑑賞の手引」の自主企画運営(四日市市の委託事業)
記事  室町時代から受け継がれてきた古来の伝統芸能「能楽」を守りつつ、次代に引き継いでいこうと活躍する四日市能楽連盟について代表の加藤さんにお話を伺いました。

 平成4年、四日市能楽連盟は発足しました。180名もの大所帯からスタートした会でしたが、近年は会員の高齢化や家族環境の変化とともに減少傾向が著しく70名ほどとなっています。
 「今では殆どの企業の謡曲クラブが消滅しており残念ですが、活発だった頃、勤務先のクラブ活動等で経験した方や、友人に勧められて能楽に参加するなどきっかけは様々です。自分で演ずる楽しさ、長い歴史の中で日本人の感性によって磨かれた内面を表現する深い魅力に惹かれます」と加藤さんは数十年ほど能楽に親しんでいるそうです。題材も源平合戦、源氏物語、中国の物語等、故事や史実が元になり物語が展開します。囃子や謡い、仕舞や舞囃子の所作や型の美しさ、日本独自の幽玄の世界を表現します。
 しかし現在は「若い人の育成が第一の課題です。PR不足や資金不足もあり、後継者育成が果たせてないことが、今大きな問題になっています」と運営の苦労と危機感を加藤さんは憂います。
 平成17年より、四日市能楽連盟では文化庁や岡田文化財団の助成とプロの協力を得て、人材育成支援事業に取り組んでいます。中学生を対象に、プロの上演と、レクチャーやワークショップを取り入れた「能・狂言教室」の出前授業を実施しています。
 若い世代に古典文化に興味を持ってもらうことが目的で、県内でも四日市市だけの取組です。
「近ごろは幼児番組でも古典を取り入れたり、舞台鑑賞の時も、イヤホンガイドを用意したり、漫画による解説をしたりと分かりやすくて親しみを持ってもらうことに努力しています」と加藤さんは話します。

 ユネスコの世界文化遺産にも指定されている能楽、世界最古の舞台芸術を守り伝えるために四日市能楽連盟の地道な努力と活動が続きます。
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登録日 2011/10/26