みえの文化団体詳細

ア・ピース・オブ・コスモス

項目 内容
地域 東紀州地域
団体名 ア・ピース・オブ・コスモス
プロフィール  「ア・ピース・オブ・コスモス」は、「宇宙のひとかけら」という意味を持ち、平成18年10月に特定非営利活動法人に認証登録されました。「自分が楽しいことをして、他の人が喜んでくれたら、嬉しい」をモットーに活動をしています。

会長:中村レイ(ナカムラレイ)
会員:33名
主な活動
 田舎暮らし、都会からの移住者へのフォロー、茶摘み体験など地元の自然や素材を活かした体験プログラム、アーティスト・イン・レジデンス(芸術作家の受け入れ、滞在のフォロー)
など多数。
記事 【ア・ピース・オブ・コスモスが生まれたきっかけ】
 紀北町紀伊長島区にあるJR紀伊長島駅の約100メートル西側には、古来の巡礼道「熊野街道」が南北に通っています。そんな熊野街道沿いに、平成22年2月にオープンした生活体験施設「ゆうがく邸」があります。重厚な木造の古民家を改築したこの施設が、現在「ア・ピース・オブ・コスモス」の活動拠点となっています。この「ア・ピース・オブ・コスモス」が生まれるきっかけは平成7年(1995年)にまでさかのぼります。この年、「自分が楽しいことをして、他の人が喜んでくれたら、嬉しい」をモットーに、地域を通る国道42号沿いでアジサイの植生保護管理をしたことから始まりました。
 紀北町内で管理されているこれらのアジサイは現在でも6月になると色とりどりの美しい花を咲かせており、東紀州を訪れる観光客、そして地元の人の目を楽しませています。「ア・ピース・オブ・コスモス」は、平成18年10月に特定非営利活動法人(NPO)に認証登録されました。

【古民家「ゆうがく邸」とNPO法人登録後の活動】
 「ゆうがく邸」とは、JR紀勢本線紀伊長島駅近くの熊野街道沿いに建つ生活体験施設です。玄関から中に一歩はいるやいなや、ヒノキの芳香が漂う木属建築の落ち着いた空間に出迎えられます。築約60年のこの木造古民家は、もと木材商の事務所兼自宅でした。 この建物が使われなくなった今、熊野街道沿いに残る貴重な木造建築を現在に合った形で活かそうという考えから、大規模改修工事を経て平成22年2月に「ゆうがく邸」としてオープンしました。現在、この「ゆうがく邸」では、国内外の芸術家を招いた交流会や味噌の仕込み体験、そば打ち体験など、地元の自然を活かした各種体験、音楽ライブなどのイベントを定期的に行っています。また、こうした体験を通じて紀北町に興味を持った人に対し、移住、田舎暮らしへのお手伝いもしています。

※「ゆうがく邸」とは、地元出身の霊術者、浜口熊嶽(はまぐちゆうがく 1887-1942)の名に由来しています

【アーティスト・イン・レジデンス】 
 現在、「ア・ピース・オブ・コスモス」は作家、芸術家を町内に派遣するアーティスト・イン・レジデンスに力を注いでいます。1960年、旧紀伊長島町(現紀北町紀伊長島区)で開催された「紀伊長島彫刻シンポジウム」でのグループ制作に参加した当時の彫刻家のアドバイスをヒントに、「アーティスト・イン・レジデンス」という取り組みは生まれました。各分野で活躍する芸術家が「ゆうがく邸」を拠点として紀北町に滞在し、紀北町の空気、いにしえから受け継がれてきた文化を体験しながら制作活動へとつなげていくことを目的としています。その第一回として、平成22年1月にアメリカの女性映像作家が約1ヶ月間滞在し、トークイベントや上映会などを開いて地元の人と交流しながら制作活動を行いました。
 芸術家は、そこに見えているものを独自の思考と絡め合わせ、唯一無二の作品に仕上げます。それを見ることにより、誰もが気づき得なかったその土地の魅力を地元の人が認識するきっかけにもなります。

 「自分が楽しいことをして、他の人が喜んでくれたら、嬉しい」というコンセプトは現在もなお引き継がれています。


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ホームページ ア・ピース・オブ・コスモス
取材機関
登録日 2010/06/15