みえの文化団体詳細

古道魚まち歩観会

項目 内容
地域 東紀州地域
団体名 古道魚まち歩観会
プロフィール 平成16年度、「東紀州交流空間創造事業」の一環として発足したのがはじまり。「熊野古道のロマン」、「漁師町の温もりとのふれあいがもたらすやすらぎの交流空間作り」をテーマに、にぎわいのある町づくりを心がけています。
会長 植田 芳男
    (ウエダヨシオ)
会員 約50名
主な活動
各種イベント(町中ウォーキング、ガイド養成講座など)
魚まち通信の発刊(年 約4回)
記事 【古道魚まち歩観会(あるかんかい)が発足したきっかけ】
 平成16年7月、三重県東紀州を縦貫する熊野古道伊勢路が「紀伊山地の霊場と参詣道」として世界遺産に登録されました。登録を機に、世界遺産に登録された熊野古道を訪れた観光客をそのまま町中へと受け入れることを目的とした「東紀州交流空間創造事業」が立ち上がりました。この事業は地域ごとの6部会に分かれており、その中の「ツヅラト・荷坂峠部会」の一環として古道魚まち歩観会が発足しました。この部会の対象地域は、荷坂峠からつながっている漁師町「西長島」の地区です。「熊野古道のロマン」に加え、三重県でも屈指の水揚げ量をほこる漁師町の賑わい、そしてぬくもりをテーマとしたまちづくり活動を行っています。3年間という期限があった「東紀州交流空間創造事業」が平成18年度をもって終了した後、古道魚まち歩観会は独立した形となり、会員および周辺地元民が一体となり、各種イベントを開催したりして、積極的な地域づくりを心がけています。

【古道魚まち歩観会のこれまでの主な取り組み】
 熊野古道を歩いてきた方にそのまま町中も歩いていただくためには、マップが不可欠となってきます。そのため、古道魚まち歩観会では、平成17年度に西長島地区を対象としたマップ「魚まちマップ」を作成しました。マップは日本語版のほか、海外からのお客さまを対象とした英語版も作成されました。魚まちこと西長島地区は細い路地が複雑に入り組んでおり、標識も欠かせません。そこで会員たちは知恵とアイデアを出し合い、旧紀伊長島町の魚であるマンボウを模した陶板の標識を作成することにしました。魚まちの数ある路地は一本一本名前が付いているため、路地の名前と主な見どころの名前が一つずつ入った陶板を100枚作成。これは植田会長と、町内の陶芸教室「まんどろ陶芸教室」の当時の先生および生徒が一つ一つ丹誠を込めて手作りで仕上げました。100枚分の制作日数は4ヶ月、数々の試行錯誤を乗り越えて完成させました。これら100枚の陶板は、魚まちの町中至る所に貼り付けられており、初めて訪れるお客さまも迷うことなく町中を散策できます。

【古道魚まち歩観会のこれから】
 看板とマップを制作した後は、それをどのように活用できるかが課題となってきます。古道魚まち歩観会では、地域の人が自信を持ってお客さまを町中に案内できるよう、幾度かガイド養成講座、それに町中モニターツアーを行ってきました。その他、漁師町である魚まちを楽しんでいただくため、「船だんじり」や「きいながしま年末港市」などの大きな地元事業に協賛し、またウォークラリーや写真ツアー、スケッチツアーなど、今までとは違った楽しみ方を味わっていただける催しを行っています。イベント催行だけでなく、レンタサイクルでより広い範囲を観ていただくための取り組みも行っています。 会員だけが盛り上がるのではなく、地域全体が協力し合い、外からのお客さまを受け入れる態勢をこれから強化していきたいと、植田会長は意気込みます。
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登録日 2009/03/27