みえの文化団体詳細
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 地域 | 東紀州地域 |
| 団体名 | 熊野川体感塾 |
| プロフィール | 塾長の谷上(たにがみ)さんが、昭和50年頃から独学で川船を作り始め、平成15年に熊野速玉大社御船祭りの早船7艘を製作する。 平成17年に熊野川下りの川舟製作。平成19年3月に熊野川体感塾を結成した。 現在メンバー20名(船頭7名 語り部3名 その他10名) |
| 記事 | 谷上さんへのインタビューを行いました <熊野川体感塾とは?> 「熊野川体感塾」の設立準備は、「熊野川部会」(※)の中で進めてきました。「熊野川部会」は、世界遺産である熊野川の素晴らしさを広く全国に知ってもらうため、三重県側の熊野川下流域に住んでいる地域住民、紀宝町と県が地域の活性化を目指して設置した団体です。 設立当初から事業化を目指し、紀宝町の浅里地区を拠点とし、地域の方々との意見交換やモニターツアーを重ねてきました。熊野川をたっぷり味わっていただくにはどうすればいいか、3年という時間をかけてじっくり議論してきた結果、ようやく「熊野川体感塾」として結実しました。 かつて熊野川は、熊野三山を結ぶ「川の参詣道」として、又、日常生活に必要な炭、食料や木材など物資の運搬のために川舟が多く往来していたなど、水上交通が大変盛んでした。そして鮎、うなぎ、カニなど熊野川から恩恵を受けながら生活していました。 熊野川の自然景観、生活文化を守り伝えていくことと同時に多くの人に熊野川の素晴らしさを知っていただきたく、川舟の船頭と流域の住民、熊野古道の語り部が集まって活動しています。 <活動はどのようなものですか> 主に川舟を中心としたツアーを実施しています。体験プランとして、昭和30年代に姿を消してしまった熊野川特有の川舟「三反帆(さんだんぼ)」による川下りがあります。 エビ捕り、アユ釣り、古道散策、蔓細工・竹細工なども体験をしながら、「魂の原郷(たましいのふるさと)」とも表現される熊野地域の素晴らしい景観を約5時間かけてたっぷりと体感していただけます。 体験プランで提供する食事は、川で捕ったウナギ、エビ、アユ、モクズガニや、山でとれたゼンマイ、ワラビ、シイタケ、タケノコなど四季折々の地産のものを主体に地元のお母さんたちが手作りして、極力出来合いのものを買わないようにして、常に「ほんまもの」を提供していきたいと思っています。 <熊野川に来られる方たちにどんなことを伝えたいですか> 遠い所だと、フランスやアメリカ、東京、千葉、愛知などからも来て頂いています。来られるお客さんは自然を愛する人が多いですね。そんな人たちには意識して世界遺産・熊野川の生活文化、歴史を伝えたいです。 また、今のお客さんには「人」の要素も重要です。本当に皆さんに満足して帰ってもらうためには、もてなしが良かったとか、特別な技術を持っているとか、人という要素が大きいと思います。人と人、人と自然との触れ合いを楽しんで欲しいですね。 <インタビューを終えて> 三反帆という川舟を使って熊野川の魅力を全国に発信し熊野川に来てもらいたい、川の文化を守りたいというのが熊野川体感塾の精神だと感じました。そしてその根底にあるのは、「暮らすのに楽しい地域であるために地域を元気にしていこう、楽しみながら地域の人が体感塾に関わってもらえたら・・」という塾長の思いでした。 ※東紀州地域の各地区において、それぞれの地域資源を利活用した景観やまち並みを創造していくことにより、個性豊かで魅力あるまちづくりを推進するため、地域住民と市町、県が協働で平成16年度に「東紀州地域交流空間整備計画」(H16~H18)を策定しました。「熊野川部会」とは、その地区の一つで、「川の古道 / 世界遺産・熊野川」の魅力をまるごと体感できる交流空間づくりの組織として設立し、平成19年3月に「熊野川体感塾」へと生まれ変わりました。 |
| 問い合わせ先 | 連絡先:電話番号 0735-21-0314 FAX 0735-21-0313 |
| ホームページ | http://www.kumanotaikan-j.com |
| 取材機関 | |
| 登録日 | 2009/02/10 |