みえの文化びと検索詳細
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 地域 | 東紀州地域 |
| 名前 | 向井 弘晏(むかいひろやす) |
| プロフィール | ・熊野市大泊町生まれ ・大泊区長 ・熊野参詣道環境保全指導員 ・近畿自然遊歩道パトロール員 ・歴史的・文化的資産保全活動推進員 ・熊野古道 語り部 |
| 記事 | ●熊野古道にたずさわったきっかけ 平成11年頃から健康管理をかねて、まだ荒れていた松本峠の石畳道を大泊の自宅から木本の喫茶店まで、約2Kmを清掃しながら1時間ほどかけて歩いて通っていました。 ある日、先輩からそのように歩いているのなら、松本峠の保全団体に入るようにと誘われたのがきっかけです。 ●熊野古道の保全作業で感じたこと 子どもの頃から遊び親しんだ観音道を保全する人がいなかったので、少しでも役に立てればと思い、平成12年頃から暇をみては、観音道の小枝拾いや草刈り等の清掃活動を行っています。 当初は、猪が竹の子やミミズ等を獲るために、古道に穴を掘ったり石畳を壊したりして、古道に被害をもたらすため怒り心頭でしたが、保全活動を続けているうちに、猪も仲間のように感じてきて、最近では餌にありつけたのだろうかと気にしながら、猪に壊された古道の修復作業をしています。 特に思い出されるのは、2年前の6月に崩壊した観音堂を撤去するときでした。47名ものボランティアの方々が、雨の中での作業をしていただいた事が今でも忘れられません。 古道歩きの楽しみ方も色々あると思いますが、古道脇にひっそりと咲く山野草の可憐な姿を見ながら歩くのも楽しみ方のひとつです。古道のみち普請をするにしても、山野草や樹木を大切にしながら作業をすることにしています。 強い風が吹いたり台風が来たりすると、木が倒れ小枝が散乱するため、人の手が入らないと5年位で道が通れなくなるというのが実感できます。 安全に快適に歩いてもらえるのも、もてなしの一つと思い、古道の保全活動に頑張っています。 ●これからのこと 古道の保全活動をしているボランティアの方も高齢化が進んでいます。古道を愛し遺産を守り伝えようとする人が続いてくれるものと思います。 現在、熊野古道の語り部の一員として、古道の案内をしています。これからも熊野古道の素晴らしさを伝えていきたいと想っています。 |
| 問い合わせ先 | |
| ホームページ | |
| 取材機関 | |
| 登録日 | 2007/06/08 |