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二代 半泥子(川喜田 敦)

項目 内容
地域 中勢地域
名前 二代 半泥子(川喜田 敦)
プロフィール 昭和13年 東京生まれ
昭和19年 津に疎開し、祖父半泥子と同居
      県立津高校、法大卒。デパート勤務後、林業に従事する。
      学生時代から音楽、ことに合唱に熱中する。
35歳頃、檀一雄の小説「リツ子その愛・その死」に出会い、小説の舞台である福岡(糸島半島、能古島、柳川、博多)をたびたび訪ね、「糸島紀行」を書く。
39歳 独学にて作陶の道へ。45歳で初個展、50歳、穴窯築窯(安濃町)
平成3年 「逃亡記・そして陶房記」を出版。出版記念の巡回展、全国10都市で開催。
     阪神淡路大震災の寸前、半泥子の焼物の直し屋「楽山堂」を西宮に発見。
平成13年 21世紀初頭にあたり、祖父の号を継ぐ  (松菱で記念展)
平成14年 「半泥子と楽山堂」~慾袋の謎を追う(風媒社)を出版
      このころ祖父昭和12年の朝鮮での窯焚き地を発見。
平成17年 「半泥子と山田萬吉郎」~朝鮮窯焚を追う(新生出版)を出版
      「川喜田敦作品集」はⅠ~Ⅳまで発刊

財団法人 合唱音楽振興会理事(在・東京)
財団法人 北村文華財団評議員(在・京都)
記事  川喜田さんは、若い頃は、合唱に夢中になり、「うたおに」の指導者としても活動していたそうです。やがて、団体での活動から独りで自由に創作していく世界に興味のベクトルが動き作陶を始めたそうです。焼物に取り組みだすと、自分の物ができる~その焼物の世界の魅力にいつのまにか入っている自分がいたそうです。幼いころに祖父半泥子のもとで育ち、育ったことが自分が求めるイメージの形成に影響していると強く感じたそうです。
 やがて、津市安濃町中川の地に、穴窯「竜合窯」を築き、そこを拠点に現在活動しています。
 川喜田さんの焼物は、工芸品でなく、装飾品でなく、偉大な自然の力を最大限味方につけた焼物(やけもの)をめざしているようです。できるだけ自分が掘った土や天然の釉薬や自然の灰を使うよう心がけているそうです。さらに薪で高温で長時間焼くことにより、自然の膨大なエネルギーが注入された作品、形ではない力強さを感じ取れることが大事だといいます。戦国から桃山時代に生きた武将が求めた力感あふれる焼物と対等に並べられる作品でありたいと願い、模倣でなく、名品ねらいでなく、桃山時代の作の生命感、存在感と対等に勝負できる、命に、躍動に、人間味にあふれた作品を希求しています。
問い合わせ先 住所 〒514-2318
   三重県津市安濃町中川1163
電話 059-268-1507(竜合窯)
e-mail
ホームページ http://www.mieden.co.jp/geijutu/geijutu.htm
取材機関
登録日 2012/11/30