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相賀 泰(あいが やすし)

項目 内容
地域 東紀州地域
名前 相賀 泰(あいが やすし)
プロフィール 三重県尾鷲市在住の72歳
尾鷲市矢浜町矢浜神楽保存会 会長
尾鷲神社氏子総代会 会長
尾鷲市青少年育成市民会議 会長
尾鷲市明るい選挙推進協議会 会長
記事 ○矢浜神楽の由来
 当地方(北牟婁郡)の神楽は、さかのぼること江戸時代に四日市の阿倉川から伝授されたと言われております。

○矢浜神楽を始めたきっかけとは・・・
 明治5年より私の住む町では、伊勢神宮系四日市阿倉川池田流の師範から神楽指導を受けたことにより、私たち保存会が現在まで継承してきました。
 私にとって神楽を始めたきっかけとは、6歳の頃、起しの舞(神楽で舞う舞のひとつ)の子役を務めたことがきっかけかどうかはわかりませんが、後に当時の青年団長さんが提灯を持って私を訪れ、一度でいいから神楽を見に来てくれと言われました。
 当時、私は16歳。はじめて練習風景を見学した時に、出されたまんじゅう3つを食べてしまったことで、習わざるをえなくなったのが始まりであったというのが本当のところです。(まんじゅう3つが事実上、契約金のようなものだった・・・)
 始めるにあたって、叔父から「あいつの舞は上手い!!」と言われるまで続けなさいと言われ、後戻りできない状況になってしまいました。
 それからというもの、毎晩、毎晩、仕事が終わった後、鏡を相手に舞を練習しました。
 当時所属していた団員40人の中で、現在も受け継がれている5つの舞(もともとは9つの舞があるそうです)を習得したものは結局私だけでした。

○活動エネルギーのみなもと
 先人から継承されてきたこの伝統芸能を、いつまでも遺していきたいという使命感が私を突き動かしているのだと思います。もうすぐ73歳を迎えますが、まだまだ頑張りたいと思います。

○今後の「まちづくり」と神楽保存会のかかわりをどう考えますか?
 地域コミュニティの崩壊が問題とされているこのごろですが、私の住む地域では先人が継承してきた神楽を通じて、子どもから老人まで世代を越えた交流が残っています。
まちづくりとは、人と人との繋がりをなくしてはできないと思っています。

○神楽を教える楽しみ
 現在15人程度の小・中学生の指導をはじめ、学校の依頼を受けた場合など、この地域に伝わった神楽や祭事の歴史を授業の一環として教えています。
 この地域の一番の問題は少子高齢化と若者が就学や就職で都会へ出してしまうということです。たとえ一生懸命教えても、子ども達が習得した頃にはふるさとを離れてしまうというのが現状です。
 そんな中でも、何か光るものを持った子どもを見つけたとき、我を忘れて教えるのが楽しみのひとつです。また、この地域に生活基盤を持つ青年や中年を対象にした指導にも努力しています。
 8年ほど前から篠笛づくりにも励んでおり、保存会のメンバー等が使用する篠笛も私が作っています。

○主な受賞について
 ・三重県神社庁長功績賞(平成13年)
 ・三重県知事青少年健全育成の重要性指導者として表彰される(平成13年)
 ・全国氏子総代会功績賞(平成17年)
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登録日 2006/06/21