みえの文化びと検索詳細
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 地域 | 北勢地域 |
| 名前 | 谷 伸司 |
| プロフィール | 昭和42年 会社で独演会を開催、初高座を務める 昭和42年10月 落語研究講座を9か月間受講(名古屋朝日文化センター) 昭和62年7月~ 菰野寄席(菰野町教育委員会主催)が開催される 現在、56回開催を数える 平成元年 国民文化祭「落語競演会」(埼玉開催)出演 平成5年 三重県平成文化賞 受賞 平成6年 国民文化祭三重県開催「落語競演会」企画に参加 「全日本社会人落語選手権大会」(東京)で優勝 平成26年10月 第6回「社会人落語日本一決定戦」(池田市)出場 現在、菰野町芸術文化協会会長 NPO法人菰野町スポーツ文化振興会代表理事 三重県書道連盟参与 |
| 記事 | ◆ラジオから耳で覚えた落語 『五尺坊申志(ごしゃくぼうしんじ)』の高座名で落語を始めて47年になるという谷さん。とても親しみやすく温厚な雰囲気にその場の空気が和みます。 少年のころから好きな落語をひたすら耳で覚えたそうです。「ラジオで聴いて、書き出し、清書して暗記する。覚えたい一心だったので、自転車や電車に乗りながらブツブツやってました」と、熱狂的な落語ファンだった頃を懐かしく語ります。 ◆積極的な落語会 会社の宴会が初高座、なかなかの評判で味を占め、その後、職場の同僚に声をかけて集まってもらい地元の公会所で落語会を開くなど、独自のスタイルで積極的な“修行”を続けたそうです。 昭和45年から16年間、勤務先の中部電力での「古典落語を聞く会」では、ほとんど毎回前座を務めました。また、昭和53年からは、“四日市落語研究会”を6人のメンバーで立ち上げ年2回の落語会を開催、「菰野寄席」は例会56回開催を数えるなど、意欲的な取り組みがあちこちへ口コミで伝わり広く知られることとなりました。 やがて、老人会を主に、会社の研修、異業種交流研修会、各種団体の総会など幅広い場で話す機会も増えていったそうです。 最近はテーマ性も要求され、職場安全、人権、男女共同参画、商売繁盛などを、得意の噺にバリエーションを盛り込み上演されています。 ◆芸の向上を目指して 「落語は、ただ面白い話を人前でしゃべるだけではなく、社会人としての経験、人柄などあらゆる人間的魅力が問われる口承芸術」といわれています。その場の空間演芸でもあります。 お客様と演者が一体となった時、観客の笑い声に励まされ、更に稽古を重ね上達していくものだと谷さんは言います。 しかし「アマチュア落語をやっている人は他の趣味に比べて極端に少なく、絶滅危惧種に指定されそうです」と華やかさの裏側を危惧されます。 そんな中、国民文化祭が三重県で開催された平成6年、落語部門を菰野町へ誘致、10人ほどのアマチュア噺家が競演したこともいい思い出だと語ってくださいました。 近年、池田市で開かれている「社会人落語日本一決定戦」に、今年を含め過去2回出場されました。今年予選をクリアした170人の中で、三重県からはたったひとりの出場だったそうです。 全国各地から、年代も職業も様々でとても刺激になる大会です。池田市在住の“六代 桂文枝師匠”が大会統括を務める名物イベントになっています。 ◆笑いは心の妙薬 「笑いは、免疫細胞を活性化させ心の健康に欠かせない妙薬だと思っています」谷さんのおおらかな人柄が証明します。 400年の伝統がある日本独特の話芸は奥深く到達点はありませんが、自分が楽しく、幸せであることを意識しながらこれからも笑いを発信していくと言います。 ◆多方面でも活躍 書家でもある谷さんは書道教室も開いており、幅広い生徒さんの指導に当たっています。 愛知万博では書道のライブともいわれる、「揮毫(きごう)」を披露しました。また「看板の研究」にも造詣は深く、同好の仲間と研究・調査・発表の場を定期的に行っておられます。 今年古希の谷さんは、「あと5年は、落語も書道も看板の研究も頑張ります」と情熱あふれる意気込みで語ってくださいました。 |
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| 取材機関 | 四日市地域防災総合事務所 |
| 登録日 | 2014/11/06 |