みえの文化びと検索詳細
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 地域 | 北勢地域 |
| 名前 | 小原芳美 |
| プロフィール | 長岡市出身。 10歳より禿嵯峨子バレエ教室にてバレエを始める。 1983年 四日市市笹川にバレエスタジオを開設、その後近隣市町にも教室を開設、現在150人の団員を擁する。毎年発表会や各種コンクールへの参加、2年に一度のグランドバレエ開催など後進の育成に努めている。 2009年 ザ・バレコン1位で優秀指導者賞受賞 バレエコンペティション1位で指導者賞受賞 2013年 四日市市民文化奨励賞受賞 |
| 記事 | 幼いころ、テレビで見たイギリスのバレエダンサー(マーゴット・フォンティーン)にあこがれを持ち、「6歳の頃から自分流にバレエを真似た世界に浸っていました。屋外でも踊っている子で、ご近所から“変わった子”と見られていました。」と笑う小原さん。10歳のころから教室に通い始め、大好きなバレエに没頭する日々が続きました。その後、家業の不振などもあって四日市に転居、就職、結婚、子育てと忙しく日常に埋没する日々が続きましたが、バレエへの想いはつのるばかりだったそうです。 近所の集会所を借り、子どもを連れて練習を繰り返していましたが、いつの間にか周辺の子どもたちも集まって一緒にレッスンするようになりました。その後集中して好きなバレエに取り組む時間が出来、指導者の資格も与えられ笹川教室を開設しました。 「夢をあきらめない性格が功を奏したのでしょう」と、子どもたちにバレエの楽しさを知ってもらい、心身の健やかな成長に役立ちたい、との思いが実を結んだのでした。 今では教え子達が各教室の指導者として活躍、小原さんが育てた芽は着実に花を咲かせています。 「アメリカンバレエシアターに入団しニューヨークで活躍中のメンバー、Kバレエ団に入団が決まったメンバーなど舞台が世界へと広がり、夢を実現していく若者たちから想像を超えるパワーをもらっています。」と素直な喜びを語ります。それでも、「目に見えず形もない芸術の力をどう活かせばいいのか、自分がやっていることは果たして人のためになったのだろうか。」と、自問することが多々あるそうです。 卒業してそれぞれの道に進んだ生徒から、「今頑張れるのは、練習で培った集中力やレッスンで得た自信から得られたものです。あの時の私が今の自分を支えています」と打ち明けられ、成長の感動とともに、自分自身が彼らに育てられていることを実感し、迷いも晴れるとおっしゃいます。 2013年8月、小原芳美バレエスタジオ創立30周年記念「白鳥の湖」全幕を上演しました。大勢の人達の支援を得ながら地元四日市をはじめ周辺のお客様にも観て頂きました。市民の皆さんから賞賛と励ましが寄せられ、出会いも広がりました。バレエが一部の人のものでなく裾野人口が広がれば地域文化にも貢献できると信じています。 「時には落ち込むこともありますが、根が楽天的で、子どもや若者に交じっていることが好き!!人を幸せにできるこの仕事にずっとチャレンジして行こうと思っています。若い世代の無限の可能性を信じています。」「採算は後回しね」と茶目っ気たっぷりの小原さん。小柄でスリム、バレエで鍛えられた美しい姿勢からは凛とした強い意志とチャーミングな語り口が印象的で“小原イズム”を感じ取ることが出来ました。 |
| 問い合わせ先 | |
| ホームページ | 小原芳美バレエスタジオ・日本舞踊教室HP |
| 取材機関 | |
| 登録日 | 2013/12/20 |