みえの文化びと検索詳細

森田 富子

項目 内容
地域 北勢地域
名前 森田 富子
プロフィール 四日市市在住              
1973年より創作人形を始める。
藤井真巳代氏、住田都氏の両氏に人形を師事。
その後、創作人形作家の大竹京氏、造形作家大竹美佳氏の両氏に師事。本格的に創作人形の制作を手掛け、ドールアート展等に出品、受賞を重ねている。
現在も仕事と両立、京都まで講習に参加し研鑽を続けている。
記事 ◆出会い
 森田さんが人形作りを始めたのは、お稽古事が盛んだった娘時代、四日市や名古屋まで人形作りを習いに通ったころに遡ります。「もともと人形に興味がありましたが、幼いころ父に買ってもらったミルク飲み人形、うれしくて宝物にしていたのに、おんぶして出かけ、知らぬ間に失くし、淋しかったことを今も時々思い返します」と人形創作の原点が、切ない郷愁につながっていると振り返ります。
 本格的に創作人形を手掛けるようになったのは、気鋭の創作人形作家、大竹京さんとの出会いでした。その人形達の洗練された美しさに魅了され、球体関節が可動する創作人形に熱中しました。「表情や動きがより人間に近く、意志を秘めた神秘的な美しさに惹かれ、2か月に一度、九州まで講習会に通い詰める期間が5年間も続きました。当時、仕事や家事で大忙しの日々も、人形に没頭できたのは家族の支えがあったからです」と周りへの感謝も忘れていません。

◆創作人形とは
 発泡スチロールの芯を削って頭、手足、胴体を作り、その上に粘土をのせて成形し、乾燥後に芯を抜いてボディの基本を作ります。
 緻密で複雑な創作人形は、自分の創造力やバランス感覚がたよりで、肉体的、精神的にも細やかな集中力が求められます。
 また繊細な肌の表現や髪、洋服のデザインなどアートセンスを磨くことも大切で、大竹京氏、大竹美佳氏、両氏の師事の下勉強しています。

◆地域にも役立ちたい
 毎年、福岡・京都・東京・福島でのアート展へ参加し、多くのファンに喜ばれています。今年10月、大竹京さんの故郷福島では、大震災と原発事故に苦しむ人々への励ましになればと、多くの作家が支援の想いを込めた“ドールアート展2012”が開催され、今後は、高知、秋田でも開催が決定しています。
 森田さんは「人形を通して広い目線やふるさとへの愛着が高まりました」と語り、「地元三重に全国の人形作家さんを招待して作品展を開催したい」と夢を温めています。人が集まり、消費が広がり、街が賑わう、地域の活性化に少しでも役立ちたいと意気込んでいます。
 また、“三重県の自然・観光・食など地元の埋もれた良さを他県の人にPRしたいこと”
“多くのジャンルがある創作人形を大勢の方に身近に感じてもらいたいこと”“アートとしても高い評価が得られるように、情熱を持って努力していきたいこと”さらには、“地域貢献につなげていきたいこと”なども語ってくださいました。
問い合わせ先
e-mail
ホームページ
取材機関
登録日 2012/12/27