みえの文化びと検索詳細
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 地域 | 北勢地域 |
| 名前 | 片岡 資郎 |
| プロフィール | 第17回全国俳句募集「土の一句」三重県観光連盟賞受賞。 三重県全国俳句募集や中日新聞、雑誌、NHK俳句番組などへ応募を続けている。 既に佳作入賞は300句以上に上る。 72歳・菰野町在住 |
| 記事 | ■きっかけ 「平成12年(2000)定年を機にエッセイの通信講座にチャレンジしたのがきっかけです。現役時代は仕事一筋で文芸には興味はありませんでした」と語る片岡さんは、少年時代から野球に打ち込み、社会人野球でも活躍、グランド一筋で鍛えぬいた体育会系でした。 定年を前に模索、新しい分野への挑戦を決意したと言います。 講座を勉強するうちに、俳句の歳時記に興味がわき、中日俳句講座受講へと方向変換していきました。 講座を始めて間もないころ、“中日新聞俳歌壇”へ腕試しに応募、『雷をにらみつけたり鬼瓦』でいきなり入選に選ばれました。これがきっかけとなり、一気にやる気に弾みがつき創作に集中する日々となりました。 ■独学 「俳句の歳時記は奥が深く制約もたくさんあります。師の指導を受けると上達も速い、とあちこちの句会から誘われましたが、現在までひとりでやっています」。自身の感性に任せて心を写生する片岡さんには独学が性に合っているようです。 “NHK俳句”に投句、見事“第一席”に選ばれ、テレビ放映された時は大変うれしかったと言います。『日本は海の国なり磯遊び』“明快に切り込んだ句“と高い評価を受けました。NHKから送られた記念色紙が書斎に掲げられています。 ■深まる魅力 「俳句歴12年とまだ浅いですが、歳時記を勉強して人生感が変わりましたね」と振り返ります。日常の些細な出来事や、季節の移ろいに敏感で、観察も深くなったと言います。夜中にイメージがひらめくことも少なくないそうで、「思いついた時は早速メモってます」と苦笑いの片岡さん。今回“土の一句”で受賞の『天平の土偶の笑みや後の月』は、石垣だけ残る城跡で、十三夜の月の冴えわたる静かな様を詠んだ作品といいます。 鋭い観察眼と17文字に込めた高い美意識を磨き続ける片岡さんの俳句作りは続きます。 |
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| 登録日 | 2012/10/25 |