みえの文化びと検索詳細
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 地域 | 北勢地域 |
| 名前 | 森 次男 |
| プロフィール | 印刷会社勤務の傍らシンボルマーク創作に情熱を注ぎ、2011年9月、還暦を記念して個展開催。 四日市市在住。 |
| 記事 | ◆「生涯現役」をモットーに 「印刷会社に就職し、デザイン室のアシスタントとして、地味でしたが基礎的な経験から学んだことが今の私を形成してくれてます。職場にも先輩方にも大変感謝しています」と生涯現役を目指し、ライフワークのシンボルマーク創作に取り組む森さんは、還暦を迎えてますますエネルギーに充ち、燃焼し続けています。 ◆負けず嫌いな性格 1978年、29才の時、他流試合のつもりで応募した四日市交通安全協会のシンボルマークが見事最優秀賞に選ばれました。晴れがましい受賞の喜びと達成感を得、その後は製作意欲に勢いがつきました。 「私は“金”のような輝きを放つタイプではなく“鉄”ですから、いつも研磨していないと錆び付くのです」と謙虚に自分を見つめ、自らにテーマを課して黙々とスキルアップに務めてきた森さん。 その後は、三重県や四日市市など地元はもとより、埼玉県、茨城県など全国各地のシンボルマーク公募にトライし数々の大きな賞を手にします。しかし、職場の同僚も気づかなかった程、公私の線引きを厳しくし、自己研鑽に励んでいたのでした。 ◆挑戦 若い頃は動機も単純で懸賞金の魅力に惹かれた創作意欲だったと森さんは振り返りますが、回を重ねるうちに自己への真剣勝負になっていったと言います。募集のコンセプトを充分読み解き、製作意図を練り上げ、クリアーな色使いとシンプルなデザインに思いを込めて描きます。事前のリサーチも徹底しています。その地に出向き、風景や風の臭いを感じ取り、歴史や街のルーツを調べ、住む人々の目線、立場に立った表現に配慮します。創作を決して押しつけにしない心配りは森さんの人柄を物語っています。 ◆流行を知る 「社会のトレンドにも敏感であることがデザインには要求されるので、ファッションや音楽、映画、新聞、雑誌から幅広い年代の情報やニーズにアンテナを張り巡らせています。」みずみずしい感性を磨くことは柔軟な発想に通じると森さんは語ります。 「採用された作品はやがて一人歩きし、バスの車体に貼られたり、バッジ・旗・帽子・バッグなどグッズとして街中にあふれる自分の作品に出会った時は、“ヤッター”って感じです」と我が子の成長を見守る父親のような眼差しがあふれます。 日頃座右の銘とする無名の詩人の一節、『年を重ねただけでは人は老いない。理想を失うとき、初めて老いる』の言葉をかみしめて、還暦を新たなスタートラインと心に誓います。 今年は、四日市市文化会館の30周年記念のシンボルマーク応募に向けて更なる挑戦を決意しています。 |
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| 登録日 | 2012/01/04 |