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市川 篁陰(こういん)

項目 内容
地域 中勢地域
名前 市川 篁陰(こういん)
プロフィール 津市に生まれ育つ
小学6年生のころ鼓の音に感動を覚え能楽に興味を持った。大人になってから、能は能面が演じていると言われる能面の大切さにますますひかれた。
週休2日になってからの日曜日は、好きな仮面芸能の能面の勉強をしようと京都に通いだした。
平成14年より「三重まんなかまちかど博物館」に認定され、隔年に展覧会を開催している。
記事 篁陰の号名は、強さを持つ竹の根が地の中に張って、表面に出なくて良いから下で光っているように、という思いから名付けたもので、能面作品は60面以上にのぼる。21㎝前後の大きさの面は、昔の人の身長を考えると8等身に当たるという。400年から500年を経過した檜の木をノコギリやノミを使って作り上げていく、命ある木を無駄にしないように無心で彫り続けている。仕上がったときの達成感が何とも言えない、人間には限りがあるが能には限りがないと自分の腕を磨き上げることに専念し、また喜びを満喫する。
 「聒々庵(かつかつあん)」と名付けた工房には12~13名の能面作りに惹かれた人たちが集まって作品を作っている。それぞれの人格がにじみ出る作品の表情がなんともいえない。
 聒々庵は、おしゃべりをしながら、にぎやかに過ごしていこうという意味で名付けられた。
 翁面、神仏面、尉面、男面、女面など 室町時代から続く伝統文化の能面に、多くの人に触れあってもらえるよう「まちかど博物館」として平成14年から開放している。能面の基本種は65種類亜流を入れると230面ほどの種類がある。 一つの能面を仕上げるのに6ヶ月以上かかり、仕上がったときの達成感は高い山に登ったよう。能は舞い、文学、音楽、彫刻などあらゆる面での日本文化の凝縮という。
 猿楽は三重県伊賀出身の観阿弥、世阿弥父子によって、能楽として室町時代に集大成され、江戸時代には幕府の式楽となり、現在に至っている。狂言面も能面も同じ面打ちが作っていた。室町時代には、面は檜に限らず桐、楠、朴などを使用していたが江戸時代に入ってから木曽檜を多用するようになったという。
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登録日 2006/09/27