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安田 茂葉(しげは)

項目 内容
地域 北勢地域
名前 安田 茂葉(しげは)
プロフィール ・いなべ市北勢町在住
・昭和46年、夫の転勤で北勢町に転居
・昭和49年、三味線名取取得
・昭和54年、新邦楽四ツ葉会を設立
・昭和61年、日本舞踊名取取得
・平成12年、NPO法人新邦楽グループを立上げ。現理事長
・大日本家庭音楽会から「三味線譜による楽しいメロディーNO.1」など8曲を出版
記事 華やかさのなかに、生きることに対する熱い思いを感じるお話を聞かせていただきました。

◆新邦楽へのあゆみ
 小学3年生の時、隣の人に琴を習ったのが邦楽に接した最初でした。3年程続けました。
20歳になって、三味線が弾きたくなって小唄、端唄(はうた)を始めました。
 その後、結婚後に住んだ川崎市で、東京芸大、国立音大で声楽を教えられていた四家文子先生の自宅に子どもが通っていましたので、その稽古の場で楽典全般をマスターすることが出来ました。また、四家文子先生が小唄をやっておられたことから邦楽への興味も再燃しました。
 このように邦楽への興味と洋楽の知識を得たことから、洋楽を取り入れた邦楽、新邦楽に特に興味を持つようになりました。北勢町に転居した直後の昭和47年、現代三味線研究会で三味線を習い始めました。師範の免許を取得した後、昭和54年には新邦楽四ツ葉会として家元を確立しました。
 四ツ葉会として、年1回の発表会、中国への交換交流会(4回)、施設への慰問を行なうなかで、筝や尺八、他楽器との合奏、歌謡曲、童謡、クラシックの演奏など、新邦楽にふさわしい活動の形に拡がっていきました。
◆新邦楽への思い
 平成12年には、「誰とでも、ともに発展、多くの人の笑顔のために」 をモットーに、筝、尺八、大正琴、雅楽、能、歌唱など巾広い分野の人たちと一緒にNPO法人新邦楽グループを立ち上げました。
 このグループでは年1回の自主公演をはじめ、文化祭への参加、小・中学校での鑑賞会や体験学習会での指導、小・中学校の教諭の方への講習会開催、老人ホーム慰問、国内各地での交流会など幅広く活動しています。平成13年にはベートーヴェンの第九交響曲の第4楽章を歓喜の歌入りで演奏しました。平成17年には愛・地球博にも参加しました。
 また、小・中学校では和楽器を持っていないところが多く、多くの方に不要になった楽器を提供していただき、修理のうえ和楽器セットとして、小・中学校に寄贈する活動も行ないました。
 三味線の分野では、三味線がもっと身近に弾けるように楽譜を工夫したり、細長い透明シートにポジションを印刷したものを考案し、それを三味線の竿の部分に貼り付けることにより、五線譜から直接弾けるような工夫もしています。
 今の世の中、自己中心の人が増えているのではと憂えています。私自身が学び、得てきたもの「自己中心でなく人のために」「他の人へのおもいやりを」「得たものは与える」など、新邦楽を通じ、多くの人と接するなかで感じとっていただけたらと思います。自分の出来る分野で、子どもたちを助けていけたらと思っています。
 四つ葉会の四葉は、愛、感謝、反省、発展を意味しています。
◆今後について
 継続は力。色々な方に支えていただきながら、これからも活動を続けていきたいと思っています。幸い、日本伝統文化の一つである邦楽が見直されつつあります。今後、更に邦楽が皆さんの身近な音楽に感じていただければと思います。
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登録日 2007/07/04