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竹内 喜代美

項目 内容
地域 北勢地域
名前 竹内 喜代美
プロフィール 四日市市出身。
ハワイと四日市との往復を繰り返し、厳しいレッスンを経て、カワイレレ・オ・カ・ラウアエの称号を持つ、有資格者である。
東京厚生年金会館での発表、昨年は、愛知万博にも出演。
記事 *三重県内に楽しいフラを広めたい*

 今静かにブームを高めているフラダンス。豊かな自然に抱かれ、のんびりムードに浸りつつ優美な踊り、というイメージを持っていた私は、あまりの無知に恥じ入ってしまった。
「フラとはハワイ語でダンスのこと」
「昔文字を持たなかったハワイアンの表現方法として、音楽とフラによって神話や伝説、歴史などを語り継いでいったのです」と竹内さん。
 つまり、「フラは自然のエネルギーと神の心に基づいた手話であり、ボディランゲージでもあるわけです」という。
 竹内さんがフラに惹かれたのは、子育て中のこと。
 子供をあやしながらテレビに映るフラダンスを見て、「いつか自分もやってみたい」とのあこがれが強烈に脳裏に残ったのだ。
 子育ても一段落ついた頃、夫婦で一緒に出かけたハワイの旅行中、本場のフラに触れて、「自分の目指すものが見えた」のだという。
 40代に入っていたが、フラに対する情熱は高まるばかり。
 東京へレッスンに通ううち思いが高じて、その後は年間10回を超えるハワイまでのレッスン渡航が始まった。
 「娯楽や趣味だけに終わるのではなく、ハワイの文化を正しく伝える橋渡しがしたかった」竹内さんと、「ハワイの伝統と心を伝えて!」という現地の先生の熱意は今も支えになっている。
 フラの魅力とは、自然と一体になれること。体の動き一つ一つに意味があり、自分の中で完全に理解し得たとき、相手に魂を込めて伝えられる。
 すべての芸術に通じ合う喜びを感じる一瞬である。
 フラの愛好家は拡大しており、各地の教室も活発である。
 「志摩方面や松阪からも休まず通っていらっしゃいますよ。何よりも楽しいことが一番ですから」
 多少の体の不調など、フラを踊った後にはすっかり治ってしまうという生徒さんたちからは「竹内クリニック」と『効能』が評価されている、と笑う竹内さん。
 神や自然に畏敬の念をはらいつつ、フラを理解する裾野の広がりに手応えを感じている。
 チャリティやボランティアへの参加、また日頃の練習に励みと目標を持つためにも努力する。
 ステージ発表の時には、「衣装のデザインから生地の買い付けまでこなしてしまう」と、これも楽しい一面のようである。
 しかし「苦労も数々経験しました」
 一人っ子で育った竹内さんには「世の中がジャングルに見えました」「この仕事をすることで初めて社会の厳しさと、夫に守られていた自分に気づきました」と、周囲への感謝をかみしめている。
 「ずっと輝きを失わないでがんばりましょう!」と、おおらかな竹内さん。意欲満々の団塊世代である。
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登録日 2006/11/08