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加藤 武夫

項目 内容
地域 北勢地域
名前 加藤 武夫
プロフィール 昭和17年生まれ。63歳。現在も勤め人。
昭和36年 「劇団すがお」旗揚げに参加。
平成元年 国際青年演劇交流in四日市実行委員長を務める。
  この時より三重県地域劇団協議会会長を15年間務める。
平成6年 国民文化祭みえ94演劇部門委員長を務める。
平成9年 三重県教育功労者(文化功労)表彰を受ける。
平成11年 日・韓演劇交流に貢献したとして韓国馬山市長より感謝牌を受ける。
平成15年 桑名市文化協会会長に就任。
記事 加藤さんのホームグラウンドである「劇団すがお」の自前稽古場でお話を聞きました。
◆「劇団すがお」について
 現在、「劇団すがお」の代表を務め、演劇を楽しんでいる加藤さん。“働きながら演劇を、我が住むほとりを開拓しよう”をテーマに45年間「劇団すがお」を続け、苦労したことや楽しかったことを超越するような柔和な笑顔が印象的でした。
 劇団員が3人になったときはコタツを囲みどうしたらよいだろうかと悩んだり、自前の稽古場を建てるとき借金したり、カンパを募ったり、有名人のサインをもらいそれを売りさばいて資金にしたりなど、苦労したこともたくさんあったが、今ではいい思い出となっています。
 昭和47年から平成4年にかけての旧員弁郡の小学校(中学校)移動公演が印象に残っています。3ヶ月ぐらいをかけほぼ毎土、日公演を行い、大変だったがアットホームな公演になり、団としては大きな財産となったと思っています。当時の関係された教員の方々の考え方、姿勢が公演の支えになっていたと思っています。「劇団すがお」の公演に来た人に、子供のときに観たことがあるよと言われるのは大変うれしいことです。最近では海外の劇団との交流も積極的に行っています。海外公演は韓国公演を5回、アイルランド公演も2回行っています。また、演劇をもっとたくさんの人に楽しんでもらおうと「桑名演劇塾」と銘打って、公募メンバーを募り、劇団員と共に地元に密着したストーリーの演劇にも取り組んでいます。
 何といっても一番うれしいことは、お客さんで会場がいっぱいになり、一緒になって楽しんでもらい、感動してもらったときです。これからもそういう演劇を目指していきます。

◆桑名市文化協会について
 平成5年に桑名市文化協会は発足したが、加藤さんは発起人の1人とのこと。
 発足の当初は、市民文化祭の受け皿のイメージが強かったが、現在では自主的な活動を中心とした文化協会にしたいと活動の幅を広げています。市民文化祭以外に、スプリングフェスタや新春六華苑祭、会員相互の交流を図る新春懇談会、北勢地区の文化協会との交流、異分野の文化交流会などをおこなっています。例えば、演劇とフルートのコラボレーション等、違った分野の交流によって文化の幅を広げることも楽しいのではないかと思います。
 市民文化祭ではお客さんが少ないのが気になるところで、演じるのも文化、聞く、観るのも文化であり、どちらも楽しむ仕掛けを考えていきたいと思っています。

◆仕事と文化活動について
 高齢化社会になり、定年後や老後の生き方が話題になっていますが、現役時代から仕事以外の楽しみをつくっていったほうがよいと思います。確かに仕事を中心に生活を組み立てなければならないときもありますが、趣味の世界はいっぱいあり何かやっていたほうが楽しい人生が送れると思います。自分の楽しみがあれば、他の人の楽しみも分かり、よりたくさん楽しむことができると思います。その意味で演劇を続けられたことは大変良かったと思っています。
今後、さらにたくさんの人が文化活動をされることを期待してインタビューを終えました。
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登録日 2006/09/13