資料詳細

数馬茶屋

項目 内容
文化財名 数馬茶屋
附名 かずまちゃや
指定区分
指定種別(詳細種別) 登録有形文化財/建造物
指定・登録日 2024/12/03
市町 伊賀市
所在地 伊賀市小田町
所有者 伊賀市
員数 1棟
構造 木造平屋建、瓦葺、建築面積62㎡
年代 昭和4年/昭和36年移築
サイト
概要  数馬茶屋は県指定史跡「鍵屋の辻」の南の史跡公園内に東面して建つ休憩施設です。「鍵屋の辻」は、日本三大仇討ちの一つに数えられる「伊賀越仇討」の舞台となったところと伝えられています。
 数馬茶屋は、舞台となった「かぎや」の筋向いにあった茶店の跡に伊賀越復讐遺跡保存会の発起で、当時上野町長であった田中善助や俳聖殿の棟梁を務めた森本源吉により昭和4年(1929)に完成した建物です。昭和36年(1961)に隣接する現在の史跡公園に移転修復され、市の観光施設として湯茶接待や土産物販売所として使用されてきました。市民や観光客に永年親しまれ、ドナルド・キーンや永六輔などの有名人も訪れています。
 建物は入母屋造りで、北側から東側にかけて庇が廻り、庇の北東角に柱はなく、腕木と桔木(はねぎ)で支えています。東側を妻入り玄関とし、室内は土間と板間、奥には床の間付きの和室があり、縁からは公園を望みます。茶室を思わせる数寄屋造りで、簀子天井(すのこてんじょう)、下地窓(したじまど)、無双窓などの意匠や自然木を使った床柱や梁が特徴です。また座敷中央の大黒柱は菊本直次郎(三井銀行頭取)の妻の実家(伊賀市西条)から貰い受けたものです。