資料詳細
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 文化財名 | 木造十一面観音立像 右足枘に巧匠定阿弥陀仏長快の銘がある |
| 附名 | もくぞうじゅういちめんかんのんりゅうぞう みぎあしほぞにこうしょうていあみだぶつちょうかいのめいがある |
| 指定区分 | 国 |
| 指定種別(詳細種別) | 重要文化財/彫刻 |
| 指定・登録日 | |
| 市町 | 菰野町 |
| 所在地 | 三重郡菰野町大羽根園松ヶ枝町21-6 |
| 所有者 | 公益財団法人岡田文化財団(パラミタミュージアム保管) |
| 員数 | 1軀 |
| 構造 | |
| 年代 | 鎌倉時代(前期) |
| サイト | |
| 概要 | 像高122.4㎝。右手に錫杖を執り大盤石状の方座に立つ、いわゆる長谷寺式の十一面観音像です。右足枘の墨書銘から、快慶の弟子筋の仏師長快が制作したことが確認できます。建保7年(1219年)に長谷寺(奈良県桜井市)の本尊が焼け、快慶がこれを再興した際に用いた余材で造られたことが記録により知られています。 建保期の長谷寺本尊の御衣木を用いた本像は、長谷寺現本尊像(天文7年(1538年)、重要文化財)と一致する形式が各所に認められます。こうした特徴により、明応4年(1495年)の火災後の本尊再興にあたって、本像の形姿が参照された可能性が窺えます。当時の造像作法や長谷寺本尊の再興事業を考えるうえで重要な作例となっています。 興福寺禅定院観音堂の本尊として伝来したものが、明治初年の廃仏毀釈で寺外に流出して四日市市の旧家に伝わり、平成20年に現所有者が購入したものです。 |