資料詳細
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 文化財名 | 絹本著色 仏涅槃図 |
| 附名 | けんぽんちゃくしょく ぶつねはんず |
| 指定区分 | 県 |
| 指定種別(詳細種別) | 有形文化財/絵画 |
| 指定・登録日 | 2016/02/03 |
| 市町 | 桑名市 |
| 所在地 | 桑名市伝馬町 |
| 所有者 | 宗教法人 十念寺 |
| 員数 | 1幅 |
| 構造 | |
| 年代 | |
| サイト | |
| 概要 | 縦145.9㎝、横162.6㎝、掛幅装。涅槃図は釈迦の生涯を描いた仏伝図の一種で、涅槃会の本尊像として多くの寺院で制作され、伝えられている。本図は、涅槃に入って横たわる釈迦と、その周囲で悲嘆号泣する菩薩や仏弟子、王侯などの人びとと、多数の禽獣を描いている。釈迦の肉身は白色、着衣には蓮華唐草(れんげからくさ)や網目(あみめ)文といった文様が截金(きりかね)線で表され、周囲の人々も赤や緑といった諸色で色鮮やかに表現されています。涅槃図には様々な形式があり、その中でも釈迦が横たわる宝棺の向かって左側面を見せる形式で、先に制作された同じ形式の涅槃図の色々なモチーフを継承して描かれています。 裏面には「涅槃像桒名十念寺常住為應譽慶圓往生/極樂表補絵認旃所也 施主伊藤廡松/天正十八庚寅歳林鐘十九日願主比丘蓮譽宗念/寛延二己巳天十月/奉再表具涅槃像 願主 以譽上人/同 等譽上人」の銘がある。全て同筆のため、寛延2(1749)年修理時に、制作当初の天正18(1590)年銘が書写されたと考えられる。この他に、同寺が所蔵する「当麻曼荼羅図」(県指定有形文化財)と同種の供養関連銘があり、江戸時代後期と考えられる。 書写された裏銘から、室町時代以前に制作されたことが確実であり、貴重なものといえる。 |