資料詳細

絹本著色 十二天像

項目 内容
文化財名 絹本著色 十二天像
附名 けんぽんちゃくしょく じゅうにてんぞう
指定区分
指定種別(詳細種別) 有形文化財/絵画
指定・登録日 2014/01/23
市町 津市
所在地 津市大門
所有者 大宝院
員数 4幅
構造
年代 室町時代
サイト
概要  縦72.5㎝前後、横27㎝前後。三天を1幅の掛幅装とする。十二天とは密教の道場を守護する方位の神々で、四方四維の八方に上下の二方、さらに日月を加えた十二方を一具とする。密教を伝授する儀礼の時に、掛幅または屏風の形式で、道場の周縁部に配された。平安時代には坐像で表されたが、鎌倉時代以降は立像形式が多い。本作品は立像の十二天で、現在三天(火天・帝釈天・伊舎那天、水天・羅刹天・焔摩天、梵天・毘沙門天・風天、月天・日天・地天)をひとつの掛幅とし、4幅に仕立ている。もとの形状を考えると、屏風装としてはやや丈が短く、各天1幅づつ、12の掛幅だった可能性が高い。
 寺伝では、室町幕府6代将軍足利義教によって恵音院が足利氏祈願所となった際の遺品と伝えられており、表装の内回しには枝菊及び足利将軍家の家紋を散らした裂を用いていた。
 室町時代半ば頃の制作と考えられ、保存状態も良好な作品である。