資料詳細

鰐口

項目 内容
文化財名 鰐口
附名 わにくち
指定区分
指定種別(詳細種別) 有形文化財/工芸品
指定・登録日 1992/02/21
市町 多気町
所在地 多気郡多気町五桂
所有者 珊瑚寺・五桂区
員数 1口
構造
年代 南北朝  至徳2(1385)年
サイト
概要  外圏径37㎝、中心厚17cmの中型であるが、精美でしかも中膨らみを呈する量感のある銅鋳製の鰐口である。両面とも縁をめぐる外圏線二条からなるが、銘帯、中区、撞座区の三区に分ける二本の圏線は三条一組となっている。連子を入れた中房に芯帯を巡らした八葉蓮華文を陽鋳している。鰐口両面の銘帯に当初銘と追加銘を刻し、製作時とその後の経緯を明らかにする。南北朝の至徳2(1385)年に伊賀国阿閇郡新居郷の佛土寺鐘として製作され、172年後の弘治3(1557)年、佐奈郷の山口寺に移されたことがわかる。山口寺(さんこじ)は珊瑚寺の古名である。南北朝時代の鰐口の典型を示すとともに「鐘」の名を記す事例として注目されるものである。