資料詳細

屋台行事

項目 内容
文化財名 屋台行事
附名 やたいぎょうじ
指定区分
指定種別(詳細種別) 記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財
指定・登録日 1997/09/10
市町 鈴鹿市
所在地 鈴鹿市白子(東町・西町・中町・山中町)
所有者 東町・西町・中町・山中町各自治会
員数
構造
年代
サイト
概要  勝速日神社祭礼は、屋台が当日4台神社に練りこまれ、祭典が行われる。東町、西町、中町、山中町の屋台のうち東町を除く3町のものが境内に引き込まれるもので、鋲打ち大太鼓と篠笛の囃子が伴う。
 本屋台は山車ではなく芸屋台であり、形態的には幕を多用するのが一つの特色である。構造形式は二層屋形吹抜四輪の芸屋台で、間口219センチ、奥行き380センチ、床面の高さは車軸から161センチである。
 懸装品は、見送り3枚、中仕切りの幕(水引とよぶ)2枚(暖簾様のものと上部に掛ける水引幕)、軒下の水引幕1枚、一層四面に掛ける木綿幕4枚で構成される。木綿幕以外は、いずれも羅紗に刺繍を施したもので、江戸時代末期の制作と認められ、かつ一装すべてが完存しており、そこに資料的価値がある。東町の見送りは、収納箱の墨書銘から文政8(1825)年の作品である。東町の他の懸装品もやはり収納箱の墨書銘からこの時期から弘化・嘉永期(1844~54)にかけて整備していることがわかる。屋台本体の装飾、漆塗りや金具も同時期の整備であろう。他町のものも屋台の構造形式は同型で、懸装品も同時代のものと思われる。
 本屋台は当初の形態をほぼそのまま継承しており、当代の祭礼文化を考える資料的価値をもっている。