資料詳細

木造薬師如来立像

項目 内容
文化財名 木造薬師如来立像
附名 もくぞうやくしにょらいりゅうぞう
指定区分
指定種別(詳細種別) 重要文化財/彫刻
指定・登録日 1916/05/24
市町 松阪市
所在地 松阪市嬉野一志町
所有者 薬師寺
員数 1躯
構造
年代 平安時代(後期)
サイト
概要  像高93.3㎝、檜材、寄木造。彫眼で螺髪は細かい。衲衣は偏袒右肩に着す。右手は施無畏印を結び、右手に薬壺を執る。全体的に漆箔が施されているが、顔面は剥落している。後補の舟形光背が伴う。全体に端正な造りで、定朝様正当派の作風を示す、平安時代後期(11世紀後半~12世紀)の作と考えられる。
 本像が安置されている薬師寺は、中世には東福寺と呼称されていたことが同寺所蔵の鰐口〔永和5(1379)年銘〕から知れる。それ以前、当地には古代寺院(一志廃寺)の存在が知られ、付近には天花寺廃寺も存在している。
 また、古墳時代前期の前方後方墳・筒野1号墳も近接し、古代豪族・一志君の本拠地も当地域だと考えられている。