資料詳細

木造薬師如来立像

項目 内容
文化財名 木造薬師如来立像
附名 もくぞうやくしにょらいりゅうぞう
指定区分
指定種別(詳細種別) 有形文化財/彫刻
指定・登録日 1964/10/16
市町 四日市市
所在地 四日市市垂坂町
所有者 観音寺
員数 1躯
構造
年代 平安時代(後期)
サイト
概要  総高151.0cm、檜材、寄木造。後頭部及び背に添木を矧ぎ付け、頭部及び胴部は深く内刳りされている。彫眼、布張り漆箔仕上げ、肉髻は珠木、白毫は水晶嵌入。顔部には後世の修理の個所が見られる。衲衣は偏袒右肩に着す。右手を前に出して施無畏印を結び、左手は薬壷を持って立つ通有の尊容で、股間部の衣文はY字形をしている。衣褶には翻波の形式をとどめないが、かなり鋭いのみのあとが見られる。平安時代後期(11世紀後半から12世紀)の制作と思われる。
 この薬師像はもと観音寺境内にあった薬師堂の本尊といわれる。江戸時代後期の地誌である『勢陽五鈴遺響』にも、「観音寺境内に薬師堂あり」と記されている。