資料詳細

木造薬師如来坐像

項目 内容
文化財名 木造薬師如来坐像
附名 もくぞうやくしにょらいざぞう
指定区分
指定種別(詳細種別) 有形文化財/彫刻
指定・登録日 1969/03/28
市町 紀北町
所在地 北牟婁郡紀北町海山区島勝浦
所有者 安楽寺
員数 1躯
構造
年代 平安時代(後期)
サイト
概要  総高104.0㎝、檜材、一木造。肉身は漆箔、衣は古色仕上げ、螺髪は切り付け。彫眼で、肉髻・白毫はともに水晶を嵌入。頭部、胴部とも竪一材を用いる。背面に背板をあて、深く内刳りを施す。衲衣は偏袒右肩に着し、右手は施無畏印、左手には薬壺を執る。胴幅広く膝張も充分あり、ゆったりと落ち着いた像容である。肉髻は高いが螺髪の粒が細かい。衣文の線は穏やかで、耳の形も繊細であり、その表現に平安時代後期の特色がよく出ている。
 本像はもと尾鷲市の光林寺の本尊であったが、後に本寺の十一面観音像と本像とを取り替えたと伝える。数少ない東紀州地域の平安仏として貴重である。