資料詳細

木造薬師如来坐像

項目 内容
文化財名 木造薬師如来坐像
附名 もくぞうやくしにょらいざぞう
指定区分
指定種別(詳細種別) 有形文化財/彫刻
指定・登録日 1976/03/31
市町 名張市
所在地 名張市西田原町
所有者 弥勒寺
員数 1躯
構造
年代 平安時代(後期)
サイト
概要  総高145㎝、檜材。寄木造と考えられてきたが、現在では一木造と考えられている。もとは漆箔と思われる。頭体のほとんどを一材から彫成し、前後に割り矧ぎ、三道付近で割り首としている。彫眼。頭部は高い肉髻を付けている。白毫は現在欠けている。頭部は他例と比べて大きく、顔の線には張りがあるが、その表情は穏やかである。富士額のような、下向きに尖った髪際(はっさい)がこの像の特徴である。胸、腹ともかなり厚みがあり、撫で肩である。胸の肉取りもうすく、膝もうすい。衣文は胴、膝とも流麗で彫りが浅く、女性的な穏やかさを示す。顔以外はおおむね平安時代後期の定朝様を伝える。制作時期は、平安時代後期末(12世紀末)頃と考えられる。