資料詳細

木造仏頭

項目 内容
文化財名 木造仏頭
附名 もくぞうぶっとう
指定区分
指定種別(詳細種別) 有形文化財/彫刻
指定・登録日 1957/03/29
市町 志摩市
所在地 志摩市志摩町和具
所有者 和具観音堂
員数 1個
構造
年代 平安時代(後期)
サイト
概要  総高98cm、檜材。丈六如来像の頭部である。耳の後の所で後半部を欠失している。両耳の後に各一個の枘穴がある。内部は深く刳られ、内刳の深さは中央で28.8cmである。三道も一部残るのみで、大部分は腐食のため欠失し木部を現す。首は割矧と思われる。彫眼で肉髻珠は無く、白毫も失われている。頬は張りがあり、秀でた眉部伏せ眼がちな切れ長の眼も美しく、温和で親しみのあるお顔である。平安時代後期のものである。
 現在、観音堂の脇壇に安置されている。寺伝によると、本像は和具城主和具豊前が九鬼嘉隆に従って朝鮮出兵(文禄・慶長の役)に従軍した際、戦利品として仏頭のみを持ってきたとするが、もとより朝鮮半島で制作されたものではなく、我が国で制作されたものである。