資料詳細

黒漆厨子 文明十二年十月十八日造立の銘がある

項目 内容
文化財名 黒漆厨子 文明十二年十月十八日造立の銘がある
附名 くろうるしずし ぶんめいじゅうにねんじゅうがつじゅうはちにちぞうりゅうのめいがある
指定区分
指定種別(詳細種別) 重要文化財/工芸品
指定・登録日 1912/02/08
市町 名張市
所在地 名張市箕曲中村
所有者 福成就寺
員数 1基
構造
年代 室町時代(文明12、1480年)
サイト
概要  桧製、黒漆塗。総高22.9㎝。厨子は、舎利や仏像を納めておくための小型の箱である。構造は、下部の宣字形須弥座と、上部の宮殿部からなる。外面は大部分黒漆塗であるが、束の面は朱漆塗、欄間と腰とは緑青色の竪連子が入れてある。宮殿部は、向かって右の扉内面に不動明王、左の扉内面には愛染明王を極彩色で描き、正面の舎利を納める箇所は火焔付宝珠が蓮華に乗った形で、銅製鍍金をもって造られ、実に精巧を極めている。
 台の下面に「東寺之御舎利并崇福寺之/師子之御舎利其外自院家御/舎利等感得之間俄奉造立此/殿御舎利之伝記別 在之/文明十二年<庚子>十月十八日奉納舜海」の墨書がある。
 室町時代後期の優秀な厨子である。