資料詳細

木造阿弥陀如来立像・像内納入文書

項目 内容
文化財名 木造阿弥陀如来立像・像内納入文書
附名 もくぞうあみだにょらいりゅうぞう・ぞうないのうにゅうもんじょ
指定区分
指定種別(詳細種別) 重要文化財/彫刻
指定・登録日 1959/12/18
市町 四日市市
所在地 四日市市南富田町
所有者 善教寺
員数 1躯
構造
年代 鎌倉時代(前期)
サイト
概要  像高79㎝、檜材、寄木造。内刳を施し、玉眼、漆箔を施す。衲衣は偏袒右肩に着す。来迎印を結ぶ通有の阿弥陀像である。
 胎内に多数の納入文書がある。その大半を占める摺仏は、願主藤原実重が嘉禎4(1238)年2月1日から結願の仁治元(1240)年までの千日間、毎日1体づつ摺ったものである。また、同じく像内納入文書である藤原実重の「作善日記」や藤原実重願文は、鎌倉時代中期の武士の宗教生活の一面をよく示す重要史料である。また、京都や熊野のほか安濃津・桑名・員弁などに所在する社寺が登場しており、地域史の貴重な史料となっている。
 本像は、「作善日記」に記載のある、藤原実重が「杉谷」や「池堂」に造立した3躯の阿弥陀像のひとつと考えられ、その記載から仁治2(1241)年正月頃に制作されたものと考えられる。