資料詳細

木造阿弥陀如来及脇侍坐像

項目 内容
文化財名 木造阿弥陀如来及脇侍坐像/附 木造観音菩薩坐像
附名 もくぞうあみだにょらいざぞうおよびきょうじざぞう/つけたり もくぞうかんのんぼさつざぞう 
指定区分
指定種別(詳細種別) 重要文化財/彫刻
指定・登録日 1912/02/08-2024/08/27
市町 松阪市
所在地 松阪市中町
所有者 宗教法人清光寺
員数 2躯 附 1躯
構造
年代 平安時代(後期)
サイト
概要  本堂中央に阿弥陀如来、向かって右に蓮台を捧げる観音菩薩、左に棒状の持物を執る勢至菩薩を安置し、死者を迎える来迎形の阿弥陀三尊を構成している。
 本尊の阿弥陀如来坐像は明治45年に重要文化財(彫刻)に指定される。像高約87.7㎝、檜材、寄木造。全体に漆箔を施す。肉髻・地髪ともに高く、螺髪は細かい。肉髻は水晶で、白毫は木製である。眼は彫刻によってなされる。衲衣は左肩から懸かり、右肩にも少し懸かる「偏袒右肩」である。左手は肘を曲げ、掌を上に向け、右手は肘を曲げて掌を前面に向け、来迎印を結ぶ。脚部は衲衣を付け、結跏趺坐する。台座、光背は後補である。温和で優雅な風情であり、定朝様の様相を残した平安時代後期の作と考えられる。
 脇侍の勢至菩薩は阿弥陀如来と作風や表面仕上げが共通することから、阿弥陀如来と同じく平安時代後期の制作と考えられ、令和6年度に重要文化財に追加指定される。観音菩薩は勢至菩薩に倣って江戸時代に補作されたと考えられ、三尊の一体として伝来し調和が図られていることから附指定される。
 この3軀の仏像は、明治時代に清光寺の本堂が焼失した後、明治44年に本堂が再建される際に京都からもたらされたと伝わっている。