資料詳細

無外逸方(北畠政勝)寿像

項目 内容
文化財名 無外逸方(北畠政勝)寿像
附名 むがいいっぽう(きたばたけまさかつ)じゅぞう
指定区分
指定種別(詳細種別) 有形文化財/絵画
指定・登録日 2009/03/11
市町 松阪市
所在地 松阪市大阿坂町
所有者 宗教法人浄眼寺
員数 1幅
構造
年代 室町時代(中期)
サイト
概要  絹本著色、縦106.8㎝、横37.2㎝、掛幅装。法衣を纏った人物が、右上方に描かれた月を見上げる様を描く。人物は、剃髪しているがその眼光は鋭く、顎髭を蓄え、生命力に溢れている。中世人物画の典型といえる、鋭い人物描写である。画郭上部には、明応3(1494)年銘の大空玄虎(たいくうげんこ)の賛(さん、賛辞文)があるが、赤外線撮影によって、その背後に文明10(1478)年銘の旧賛が確認された。
 本図の主は北畠政勝で、入道して無外逸方を名乗った。文明10年の賛から、彼の存命中に描かれた「寿像」であることが判明している。室町戦国期の伊勢国司・北畠氏当主を描いた画像は本図が唯一であり、その価値は計り知れない。
 本図を所蔵する浄眼寺は、北畠政勝が大空玄虎を招いて開いた曹洞宗の菩提寺である。寺伝によれば、開基は文明10年とされ、「浄眼寺文書」(県指定有形文化財)によれば、その落慶は文明18年である。