資料詳細

磨崖聖観音立像

項目 内容
文化財名 磨崖聖観音立像/紙本淡彩聖観音立像 紙本墨書由緒書
附名 まがいしょうかんのんりゅうぞう/しほんたんさいしょうかんのんりゅうぞう しほんぼくしょゆいしょがき
指定区分
指定種別(詳細種別) 有形文化財/彫刻
指定・登録日 1956/05/02
市町 津市
所在地 津市芸濃町楠原
所有者 津市 附:宗教法人 浄蓮寺
員数 1躯附1幅、1幅
構造
年代 江戸時代(後期)
サイト
概要  本像は、磨崖阿弥陀如来立像・磨崖地蔵菩薩立像(いずれも県指定有形文化財)がある「石山観音」内に所在する。像高約252㎝、台座を含めた高さは約314㎝。砂岩の岩盤を深さ30㎝ほど彫りくぼめて二重光背とし、蓮華座上に立つ観音を刻出している。左手には未開敷蓮華を持ち、右手は第1指と2指を捻ずる。台座は蓮弁及び反花よりなる。全体に風化が見られ、とくに面相の痛みが顕著である。
 附は、この像の下図と由緒書である。下図は、宝冠及び胸飾等を朱で、条帛及び裳を黛赭で淡彩する。台座は描かれていない。由緒書は、石造物が嘉永元(1848)年蓮生寺の僧覚順や村長の発願で作られたこと等を墨書で記す。下図と由緒書は、昭和31年の指定当時は1幅で装丁されていたが、平成25年度に修理を行った際に2幅に分けられた。
 下図や由緒書が残る石造物は珍しく、その造立経緯や工程がわかる文化財として貴重である。