資料詳細
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 文化財名 | 磨崖地蔵菩薩立像 |
| 附名 | まがいじぞうぼさつりゅうぞう |
| 指定区分 | 県 |
| 指定種別(詳細種別) | 有形文化財/彫刻 |
| 指定・登録日 | 1955/04/07 |
| 市町 | 津市 |
| 所在地 | 津市芸濃町楠原 |
| 所有者 | 津市 |
| 員数 | 1躯 |
| 構造 | |
| 年代 | 室町時代(前期) |
| サイト | |
| 概要 | 像高約3.24m。砂岩質の岩盤に刻まれた磨崖仏である。頭部の円光と体部の身光とを重ねて彫り込む二重光背を持つ。光背は比較的深く、足下の蓮華座は立体的だが、これに比べると仏像はやや扁平な半肉彫りである。地蔵菩薩は、右手に錫杖、左手に摩尼宝珠を持つ。錫杖の柄の下方は足下に達しておらず、元々短いか、あるいは風化により欠損したものを後に改変したものと考えられる。光背の外側、正面向かって左手には立体的な花瓶が刻まれており、珍しい。本像の制作年代は、その様式から室町時代初期以前のものと推察されている。 「石山観音」と呼ばれる丘陵には多数の磨崖仏が存在する。公園整備されている当地に入ってまず目にするのがこの地蔵菩薩立像である。石山観音はこの地蔵菩薩立像と阿弥陀如来立像(県指定有形文化財)を最古とし、新しいものは大正時代に至る。長い年月をかけて逐次彫刻されてきた当地の宗教的意義が偲ばれる。 |