資料詳細

八角銅鐘 天明五年の銘がある

項目 内容
文化財名 八角銅鐘 天明五年の銘がある
附名 はっかくどうしょう
指定区分
指定種別(詳細種別) 有形文化財/工芸品
指定・登録日 1953/05/07
市町 松阪市
所在地 松阪市飯高町波瀬
所有者 泰運寺
員数 1口
構造
年代 江戸時代(天明5、1785年)
サイト
概要  銅製、鋳造。総高265㎝、口径135㎝。普通の鐘と違って、乳も縦横の欅もなく、龍頭も異なる珍しい銅鐘である。八角の平板を八角形に組み合わせて鐘身とし、その上に笠形を作り八角の隅へ向け龍をはわせ降り棟とし、頭部を笠から外へ出している。龍頭のかわりに宝珠型をつくり鈕とし、鉄棒を貫いて鐘を懸ける。鐘身の外面には法華経八巻を隙間無く刻み、第4巻と8巻の2面に撞座を鋳出している。
 鐘の内面には寺記、寄進者名等が陰刻されている。それによると、導師は山主泰宗大和尚、鋳物師は津の辻越後藤原種茂と辻但馬藤原吉種で、天明3(1783)年に鋳上がり、鐘楼に吊られたのは天明6年12月であったことが知れる。
 八角形の梵鐘は珍しく、貴重である。