資料詳細

銅鐘

項目 内容
文化財名 銅鐘
附名 どうしょう
指定区分
指定種別(詳細種別) 有形文化財/工芸品
指定・登録日 1958/12/15
市町 津市
所在地 津市一身田町
所有者 宗教法人専修寺
員数 1口
構造
年代 高麗時代(朝鮮、12世紀末頃)
サイト
概要  銅製、鋳造。総高65㎝、口径38.3㎝。朝鮮梵鐘の典型的なものである。日本の梵鐘と異なり、笠型上に龍頭と旗挿がある。旗挿の表面は水平に五段に分った装飾からなり、龍頭は長い頸をいったん旗挿上端近くまでのばし急に折り曲げ、頭を前へ向け、口を開き、舌上に宝珠をのせる。鐘身肩部の上帯と下帯の上下は連珠文を巡らし、中央は牡丹のような花を中心とした唐草文で飾る。撞座は四方にあり、その文様は周囲に連珠文帯、次に14個の蓮弁を配する。蓮弁の中央子房は円形で、周囲に雄蘂帯を配し、中央の八花形内に14個の蓮子を入れる。乳郭は撞座と交互に4個所あり、唐草文で囲まれ、各々9個の乳がつく。他に装飾は無く、銘も無い。
 口径が朝鮮鐘としては小さい方に属し、高麗時代の中期以降の製作と考えられる。伝来は明確ではないが、藤堂高虎が献上したものとの伝承がある。県内に残る朝鮮鐘の貴重な資料である。