資料詳細
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 文化財名 | 鉄製宝篋印塔/納入品一括 13件 銅製経筒(外容器)1口 金銅板(壱)1枚 金銅板(貳)1枚 金銅板(参)1枚 金銅板(四)1枚 金銅板1枚 銅製経筒(内容器)1口 白銅御正体(大日如来種子)鏡1面 金銅板帯1枚 鋳銅製如来形坐像1駆 仏舎利1包4粒 環状銅製品1点 経石18点 |
| 附名 | てつせいほうきょういんとう |
| 指定区分 | 県 |
| 指定種別(詳細種別) | 有形文化財/工芸品 |
| 指定・登録日 | 1999/10/07-2002/03/18 |
| 市町 | 松阪市 |
| 所在地 | 松阪市飯南町向粥見本郷(宝篋印塔) 松阪市外五曲町1番地 松阪市文化財センター(納入品一括) |
| 所有者 | 醫王寺 |
| 員数 | 1基附13件 |
| 構造 | |
| 年代 | 江戸時代(宝永3年(1706)~享保2年(1717)) |
| サイト | |
| 概要 | 総高205.5㎝、鉄製、鋳造。高さ約105㎝の石組上に建てられている。相輪・屋蓋(笠)・塔身・基礎(基台)の4部材で構成される。塔身4面には金剛界四仏の梵字を線刻する。基礎上段の南面には「宝永丙戌三年/宝篋印塔/四月初八日立」の銘があり、西・北面には醫王寺開山の梅嶺道雪の撰と、施主・冶工(辻但馬藤原秀種)が陽刻される。 なお、当資料の保存修理補助事業による解体作業中に、塔基台内部から納入品が発見された。内訳は、銅製経筒外容器(1口)、金銅板(5枚)、銅製経筒内容器(1口)、白銅御正体(大日如来種子)鏡(1面)、金銅板帯(1枚)、鋳銅製如来形坐像(1躯)、仏舎利(1包4粒)、環状銅製品(1点)、および経石(18点)である。このうち、銅製経筒内容器には、白銅御正体(大日如来種子)鏡、金銅帯板、鋳銅製如来形坐像、仏舎利、環状銅製品が納入され、この内容器と金銅板が、銅製経筒外容器に納入されていた。なお、経石は宝篋印塔基台下の石組台座の内部に埋納されていたものである。 金銅板・金銅帯板の銘文から、まず、宝永三年(1706)の宝篋印塔造立に際して、浄廓光円を願主とし16名の助縁者により、摂津大坂の7ヶ所の墓所等の結縁がなされ、銅製経筒内容器が納められ、その後、さらに浄廓光縁を願主として結縁がすすみ、京都洛中外の多数の寺院や下総・長門国の寺院の過去帳を集めて結縁がなされ、享保二年(1717)に銅製経筒外容器にすべてを納めて、納入されたことが知られる。 これらは、鉄製宝篋印塔そのものの価値ばかりでなく、その造立経緯、塔造立に際した広範囲な宗教活動が窺われる重要な歴史的資料といえるものである。 |