資料詳細
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 文化財名 | 津綟子肩衣 |
| 附名 | つもじかたぎぬ |
| 指定区分 | 県 |
| 指定種別(詳細種別) | 有形文化財/工芸品 |
| 指定・登録日 | 2009/03/11 |
| 市町 | 津市 |
| 所在地 | 津市一身田上津部田3060番地 三重県総合博物館 |
| 所有者 | 三重県(三重県総合博物館) |
| 員数 | 1領 |
| 構造 | |
| 年代 | 江戸時代後期 |
| サイト | |
| 概要 | 総丈(前)86㎝、肩幅75㎝。肩衣である。「津綟子(つもじ)」とは、江戸時代から明治時代にかけて、津藩領であった美濃屋川沿いの清水村などの村々(現 津市安濃町)で生産された綟子織物のことをいう。通気性に優れているところから夏物衣料に適しており、武士の公服である肩衣や帷子、袴、素襖の外、法衣、蚊帳などに用いられた。江戸時代には、上級品が津藩の名産として、幕府への献上品や諸大名への進物品とされていた。 本資料の制作年代は江戸時代で、旧奄芸郡高野尾村(現 津市高野尾町)に在住する津藩の無足人家※であった赤塚家に伝世した。現在、本資料以外に津市安濃町郷土資料館と四日市市楠町郷土資料館所蔵の2例が確認されている。しかし、この2例は織り目が荒く、糸の捩り方も不揃いで、改変あるいは劣化がみられる。 本資料の技法は他の津綟子や綟子織物の例に比べ格段に優れており、江戸時代に中勢地域の地方村落で営まれていた染織の卓抜した工芸技術を伝える資料として貴重な例である。 |