資料詳細

石造六地蔵笠塔婆

項目 内容
文化財名 石造六地蔵笠塔婆
附名 せきぞうろくじぞうかさとうば
指定区分
指定種別(詳細種別) 有形文化財/工芸品
指定・登録日 2000/03/17
市町 津市
所在地 津市美杉町下多気
所有者 個人
員数 1基
構造
年代 室町時代(文明18年、1486)
サイト
概要  六地蔵笠塔婆は、六地蔵石幢とも呼ばれている。溶結凝灰岩(大洞石)製。総高(宝珠部分は転用のため除く)167.0cm、屋蓋(笠)高21.0cm、最大幅79.0cm、火袋(軸)高28.5cm、最大幅40.5cm、中台高19.5cm、最大幅59.5cm、竿高78.0cm、直径30.0cm、基台高20.0cm、最大幅51.5cm、下方より基台・竿・中台(受台)・塔身・笠(屋蓋)・宝珠から成る。円柱状の竿以外はいずれも六角形である。但し当初の宝珠は失われており、基台も後補と思われる。塔身部には、六地蔵が各面に一体ずつ半肉彫りで陽刻され、尊像表現を主眼としていることから、平安時代以来の笠塔婆の様式を伝える。
 竿には「勢州一志多気郷」「恵久禅定尼<敬白>」「文明十八年十一月□日」の刻銘がある。
 中世以降の六地蔵笠塔婆は、地蔵信仰の盛行に促され、全国各地に遺品がみられる。三重県内では、旧一志郡内に十数件の存在が確認されており、六地蔵塔の集中地域として興味深い。当資料は、この中でも比較的保存状態がよく、当地における最古の紀年銘六地蔵笠塔婆として貴重である。