資料詳細

石造水舟

項目 内容
文化財名 石造水舟
附名 せきぞうみずふね
指定区分
指定種別(詳細種別) 有形文化財/工芸品
指定・登録日 1957/10/10
市町 津市
所在地 津市美杉町八知
所有者 仲山神社
員数 1基
構造
年代 室町時代(永享5年、1433)
サイト
概要  溶結凝灰岩(大洞石)製。高さ46cm、巾19.7cm。柱状をなし、上面の縁には丸みをつけ、その中央に半球形の「水溜」が穿ってある。水溜は直径8.5㎝、深さ5.5㎝。下端には加工痕が無い。
 側面の3面に銘がある。銘は「八智郷/金生大明神」「永享五年<癸丑>/三月五日」「水舟也/願主道求」である。 
 当資料は、庭先に据え、筧の水を受けたものとする見解のある一方、「水溜」があまりにも小さいことから、「水溜」部分はホゾ孔で、この上に鉢形の手水が取り付くものとする見解もある。当資料は、仲山神社の拝殿造替の際に土中から見つかったものとのことであり、実際に使用していた状況が分からない以上、後者の考えに説得力がある。いずれにしても、有銘の手水鉢は珍しい。
 なお、この資料がある仲山神社は美作国西北条郡一ノ宮仲山神社の分霊で、天徳3(959)年の創建と伝えられている。